シーズン後半戦に突入した今なお調子が上がらず、26勝29敗でウエスタン・カンファレンス9位とプレーイン・トーナメント圏内に甘んじているロサンゼルス・レイカーズ。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板がそれぞれケガで長期離脱した影響も大きいが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、チーム全体の問題点を指摘している。
昨オフのレイカーズは今季の開幕を迎えるにあたり、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードといったベテランスターを獲得し、王座奪還に向けた陣容を整えた。
しかし、レブロンが腹部の痛みや左ヒザの負傷で計17試合、デイビスが右足のアキレス腱炎と右手首の痛みで計21試合を欠場。飛車角落ちのチームは12月に5連敗を喫し、レブロンとデイビスが戦列に戻ったあとも勝率5割を下回る苦しい戦いが続いている。
現役時代にオールスター出場3回、2005-06シーズンにはリーグ4位の平均29.3点を記録するなど、屈指のスコアリングガードとして鳴らしたアリナスは、自身がホストを務める『Fubo Sports』の番組『No Chill』でレイカーズが抱える問題点を指摘した。
「スターターにシュートを1~4本しか打たない選手がいる時がある。3人合計で15得点。それだと、残りの2人と、相手ディフェンダー5人の戦いになる。レブロンもいい年齢。彼の周りにもっと得点を取れる選手が必要だ。そういう状況を作れば、レブロンにダブルチームに行けなくなる」
1月はレブロン、デイビスが交互に抜ける試合が多く、どちらか一方とウエストブルックが得点源。残りの3人にはトレバー・アリーザ、エイブリー・ブラッドリー、スタンリー・ジョンソン、マリーク・モンク、ハワードというロールプレーヤーが日替わりでスターターに入っていた。ウエストブルックに批判の矛先が向きがちだが、むしろウエストブルックは“犠牲者”だとアリナスは見解を述べる。
昨オフのレイカーズは今季の開幕を迎えるにあたり、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードといったベテランスターを獲得し、王座奪還に向けた陣容を整えた。
しかし、レブロンが腹部の痛みや左ヒザの負傷で計17試合、デイビスが右足のアキレス腱炎と右手首の痛みで計21試合を欠場。飛車角落ちのチームは12月に5連敗を喫し、レブロンとデイビスが戦列に戻ったあとも勝率5割を下回る苦しい戦いが続いている。
現役時代にオールスター出場3回、2005-06シーズンにはリーグ4位の平均29.3点を記録するなど、屈指のスコアリングガードとして鳴らしたアリナスは、自身がホストを務める『Fubo Sports』の番組『No Chill』でレイカーズが抱える問題点を指摘した。
「スターターにシュートを1~4本しか打たない選手がいる時がある。3人合計で15得点。それだと、残りの2人と、相手ディフェンダー5人の戦いになる。レブロンもいい年齢。彼の周りにもっと得点を取れる選手が必要だ。そういう状況を作れば、レブロンにダブルチームに行けなくなる」
1月はレブロン、デイビスが交互に抜ける試合が多く、どちらか一方とウエストブルックが得点源。残りの3人にはトレバー・アリーザ、エイブリー・ブラッドリー、スタンリー・ジョンソン、マリーク・モンク、ハワードというロールプレーヤーが日替わりでスターターに入っていた。ウエストブルックに批判の矛先が向きがちだが、むしろウエストブルックは“犠牲者”だとアリナスは見解を述べる。