現地2月20日、クリーブランドで行なわれた今年のオールスターゲームで、地元キャバリアーズの2選手が本戦デビューを果たした。
今季いずれもチームトップの平均20.3点、8.0アシストを残すダリアス・ガーランドは13得点、3アシスト、2スティール、チーム2位の平均16.2点にチーム最多の11.0リバウンドを誇るジャレット・アレンは10得点、9リバウンド、2ブロックをあげ、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務める「チーム・レブロン」の勝利に貢献した。
2人が所属するキャブズは今季、4シーズンぶりのプレーオフ進出に向けて好位置にいる。オールスターブレイクの時点で、イースタン・カンファレンス4位の35勝23敗(勝率60.3%)、首位のマイアミ・ヒートとシカゴ・ブルズ(38勝21敗/勝率64.4%)とは2.5ゲーム差となっている。
オールスター期間中、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、今季のキャブズについてこう語っていた。
「俺にとって最大のサプライズはクリーブランドなのは確かだ。誰もあのチームがここまで良くなるとは予想していなかったと思う。彼らは皆、本当に一丸となっている。ダリアス・ガーランドやエバン・モーブリーなど、あのチームには素晴らしい若手が揃っている。これから数年、いいチームであり続けるだろうな」
キャブズにはガーランド、アレンだけでなく新人ビッグマンのモーブリーやラウリー・マルッカネン、アイザック・オコロといった魅力的な若手がおり、その周囲をケビン・ラブやラジョン・ロンドといったベテラン、中堅のシェド・オスマン、キャリス・ルバートらが支えている。
「私はこれまで、今シーズンのように互いのことを祝福し合うグループにいたことがなかった。それは非常に特別なことなんだ。そして今でもこのチームは育っているし、互いに成長し合っている」
JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)は今季のチームを高く評価しており、今もなお成長を続けていると話している。
平均14.9点、8.1リバウンド、2.6アシスト、1.6ブロックを誇るモーブリーは「このチームにはすべてのピースが揃っている。それに自分たちが望む位置へと向かうために必要とされるチームケミストリーも備わっている」と自信を見せる。
リーグ4位のディフェンシブ・レーティング(105.8)を記録するディフェンス力が今季のキャブズの強みではあるものの、2月7日に得点力に秀でたルバートを加えたことでオフェンス力も増強となれば、ますます恐ろしいチームへ変貌を遂げるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
今季いずれもチームトップの平均20.3点、8.0アシストを残すダリアス・ガーランドは13得点、3アシスト、2スティール、チーム2位の平均16.2点にチーム最多の11.0リバウンドを誇るジャレット・アレンは10得点、9リバウンド、2ブロックをあげ、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務める「チーム・レブロン」の勝利に貢献した。
2人が所属するキャブズは今季、4シーズンぶりのプレーオフ進出に向けて好位置にいる。オールスターブレイクの時点で、イースタン・カンファレンス4位の35勝23敗(勝率60.3%)、首位のマイアミ・ヒートとシカゴ・ブルズ(38勝21敗/勝率64.4%)とは2.5ゲーム差となっている。
オールスター期間中、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、今季のキャブズについてこう語っていた。
「俺にとって最大のサプライズはクリーブランドなのは確かだ。誰もあのチームがここまで良くなるとは予想していなかったと思う。彼らは皆、本当に一丸となっている。ダリアス・ガーランドやエバン・モーブリーなど、あのチームには素晴らしい若手が揃っている。これから数年、いいチームであり続けるだろうな」
キャブズにはガーランド、アレンだけでなく新人ビッグマンのモーブリーやラウリー・マルッカネン、アイザック・オコロといった魅力的な若手がおり、その周囲をケビン・ラブやラジョン・ロンドといったベテラン、中堅のシェド・オスマン、キャリス・ルバートらが支えている。
「私はこれまで、今シーズンのように互いのことを祝福し合うグループにいたことがなかった。それは非常に特別なことなんだ。そして今でもこのチームは育っているし、互いに成長し合っている」
JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)は今季のチームを高く評価しており、今もなお成長を続けていると話している。
平均14.9点、8.1リバウンド、2.6アシスト、1.6ブロックを誇るモーブリーは「このチームにはすべてのピースが揃っている。それに自分たちが望む位置へと向かうために必要とされるチームケミストリーも備わっている」と自信を見せる。
リーグ4位のディフェンシブ・レーティング(105.8)を記録するディフェンス力が今季のキャブズの強みではあるものの、2月7日に得点力に秀でたルバートを加えたことでオフェンス力も増強となれば、ますます恐ろしいチームへ変貌を遂げるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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