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NBA

タンキングは「我々のスタイルじゃない」。名将ポポビッチHCの“コーチ哲学”「戦い続けるなかで得られるものがある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.04.11

「タンキングはしない」と語ったポポビッチHC。目指すは2019年以来のプレーオフ進出だ。(C)Getty Images

「タンキングはしない」と語ったポポビッチHC。目指すは2019年以来のプレーオフ進出だ。(C)Getty Images

 現地時間4月10日(日本時間11日、日付は以下同)、サンアントニオ・スパーズはダラス・マーベリックスとのレギュラーシーズン最終戦に120-130で敗戦。それでも今季成績は34勝48敗(勝率41.5%)、この試合の前にすでにウエスタン・カンファレンス10位のスポットを確定させており、13日に9位のニューオリンズ・ペリカンズ(36勝46敗/勝率43.9%)とのプレーイン・ゲームを戦うことになっている。

 昨年夏、スパーズはサイン&トレードでデマー・デローザンがシカゴ・ブルズへ、FA(フリーエージェント)のパティ・ミルズがブルックリン・ネッツへ、ルディ・ゲイがユタ・ジャズへそれぞれ移籍。ベテラン勢が退団し迎えた今季は開幕からウエスト下位に沈んでいたものの、3月20日からの8試合で7勝をマークするなど巻き返し、ポストシーズン進出が決定。オールスターガードのデジャンテ・マレーを筆頭に、ケルドン・ジョンソンやヤコブ・パートルらが奮戦し、プレーオフ出場へ望みをつないだ。
 
 3月11日にNBA歴代最多勝利数記録を塗り替えたグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は、マーベリックス戦の前にタンキング(意図的に負けること)は選択肢にないことを語っていた。

「それは我々のスタイルではない。私のやることではないんだ。そういうふうに働きかけることはできない。それは最も賢い考えではないのかもしれないが、我々は我々だ。(相手に)立ち向かって競い合っていく」

 スパーズはポポビッチHCの下、ティム・ダンカンやマヌ・ジノビリ、トニー・パーカーらを擁し、1998~2019年まで22シーズン連続でプレーオフに出場。そのなかで計5度(1999、2003、05、07、14年)の優勝を勝ち取ってきた。

 2019年を最後にプレーオフから遠ざかってはいるものの、スパーズは一昨季もプレーイン出場を目指してフロリダ州オーランドのバブル(隔離された施設)で行なわれた第二幕へ参戦。昨季もメンフィス・グリズリーズの前に敗れたが、プレーインへと駒を進めてきた。
 
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