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NBA

不振のシーズンもハーデンの自信は揺るがず「誰かや自分自身に同情する暇なんてない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.04.11

不振に終わった今季のハーデン。しかしその自信はまったく揺らいでいない。(C)Getty Images

不振に終わった今季のハーデン。しかしその自信はまったく揺らいでいない。(C)Getty Images

 現地時間2月10日(日本時間11日、日付は以下同)、ベン・シモンズとの大型トレードでブルックリン・ネッツからフィラデルフィア・セブンティシクサーズへと移籍したジェームズ・ハーデン。加入後のチームは19勝9敗(勝率67.9%)と好調だったものの、自身は21試合に出場し平均21.0点、フィールドゴール成功率40.2%、3ポイント成功率32.6%と今ひとつの成績に終わった。

 新天地で彼が残したこの数字は、一時のシュートスランプなのか、大黒柱ジョエル・エンビードを立てた結果なのか、それとも32歳を迎えて衰えが進んでいるのか。真意は不明だが、ハーデンは地元紙『Philadelphia Inquirer』のジーナ・ミゼル記者とのやり取りのなかで、この不振についてこう語った。
 
「自分がショットを決めていないのはわかっている。けれど、自身の仕事に注力しているからこそ、俺はこのリーグで最も自信のある選手の1人としていられるんだ。(不振も)ゲームの一部だから、俺はこれからも懸命にプレーしていく。ほかに選択肢なんてないのさ。ほかの誰かや自分自身に同情している暇なんてない。努力し、仕事に注力し続け、結果を残していく。それが俺のやり方だ」

 ヒューストン・ロケッツでスター選手の地位を確立したキャリア4年目以降では、ワーストの個人スタッツに終わった今季のハーデン。だが、その自信は少しも揺らいでいないようだ。

 シクサーズが39年ぶり4度目のリーグ制覇を成し遂げるには、主砲エンビードの爆発に加え、ハーデンの完全復調も絶対に不可欠。プレーオフでの華麗なる復活劇に期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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