ワシントン・ウィザーズは今季、5勝1敗の好スタートを切り、一時は10勝3敗でイースタン・カンファレンス首位に立っていた。
だがそこから成績は徐々に下降していき、昨年12月以降の月間戦績はいずれも負け越し。プレーイン・トーナメント参戦を目指して迎えたオールスターブレイク後も6連敗を喫するなど黒星が先行してしまい、8勝15敗と巻き返すことができず、イースト12位の35勝47敗(勝率42.7%)で今季を終えた。
今季のウィザーズは2月のトレード・デッドラインでアーロン・ホリデーをフェニックス・サンズへ差し出して金銭、モントレズ・ハレルと引き換えにシャーロット・ホーネッツからイシュ・スミスとヴァーノン・キャリーJr.、そしてスペンサー・ディンウィディーとダービス・ベルターンスをダラス・マーベリックスに放出してクリスタプス・ポルジンギスを獲得した。
だが生え抜きエースのブラッドリー・ビールが左手首のケガのため1月を最後に離脱したこともあり、ポルジンギスとの共演は来季以降にお預け。それでも、カイル・クーズマやケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、八村塁、デニ・アブディヤ、コーリー・キスパート、ダニエル・ギャフォードといった主力選手は及第点の成績を残しており、ここにビールが戻れば、プレーオフ進出も十分見込めるだろう。
来季契約がプレーヤーオプションのビールが残留するのであれば、ポルジンギスは「プレーオフチームになると言っておくよ」と来季のウィザーズに期待を膨らませていた。
ヒザの骨挫傷のため、ウィザーズ加入後の出場試合数こそ17試合に終わったものの、ポルジンギスは平均28.2分のプレータイムで22.1点、8.8リバウンド、2.9アシスト、1.5ブロックと上々のパフォーマンスを見せており、彼とビールがコンビを組めば相手にとって大きな脅威となるだろう。
そこで気になるのは彼らをコントロールするポイントガード(PG)の存在だ。ディンウィディー放出後、ウィザーズはハウル・ネト、スミス、途中加入のトーマス・サトランスキーが務めたが、いずれも先発としては物足りず、来季も契約下にいるのはスミスのみ。ポルジンギスはチームの現状と求めるPG像についてこう話している。
「このチームにはオフェンス面で才能のあるいいスコアラーがたくさんいると思う。ブラッドが残ってくれたら彼もそうだし、ポープにクーズマ。クーズはクリエーターとしてもいい選手だし、僕もいる。だからオフェンスで本当にうまく引っ張ることができて、アグレッシブになれる存在、チームメイトたちをクリエイトして皆のゲームを高めることができる選手がいるといいね」
だがそこから成績は徐々に下降していき、昨年12月以降の月間戦績はいずれも負け越し。プレーイン・トーナメント参戦を目指して迎えたオールスターブレイク後も6連敗を喫するなど黒星が先行してしまい、8勝15敗と巻き返すことができず、イースト12位の35勝47敗(勝率42.7%)で今季を終えた。
今季のウィザーズは2月のトレード・デッドラインでアーロン・ホリデーをフェニックス・サンズへ差し出して金銭、モントレズ・ハレルと引き換えにシャーロット・ホーネッツからイシュ・スミスとヴァーノン・キャリーJr.、そしてスペンサー・ディンウィディーとダービス・ベルターンスをダラス・マーベリックスに放出してクリスタプス・ポルジンギスを獲得した。
だが生え抜きエースのブラッドリー・ビールが左手首のケガのため1月を最後に離脱したこともあり、ポルジンギスとの共演は来季以降にお預け。それでも、カイル・クーズマやケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、八村塁、デニ・アブディヤ、コーリー・キスパート、ダニエル・ギャフォードといった主力選手は及第点の成績を残しており、ここにビールが戻れば、プレーオフ進出も十分見込めるだろう。
来季契約がプレーヤーオプションのビールが残留するのであれば、ポルジンギスは「プレーオフチームになると言っておくよ」と来季のウィザーズに期待を膨らませていた。
ヒザの骨挫傷のため、ウィザーズ加入後の出場試合数こそ17試合に終わったものの、ポルジンギスは平均28.2分のプレータイムで22.1点、8.8リバウンド、2.9アシスト、1.5ブロックと上々のパフォーマンスを見せており、彼とビールがコンビを組めば相手にとって大きな脅威となるだろう。
そこで気になるのは彼らをコントロールするポイントガード(PG)の存在だ。ディンウィディー放出後、ウィザーズはハウル・ネト、スミス、途中加入のトーマス・サトランスキーが務めたが、いずれも先発としては物足りず、来季も契約下にいるのはスミスのみ。ポルジンギスはチームの現状と求めるPG像についてこう話している。
「このチームにはオフェンス面で才能のあるいいスコアラーがたくさんいると思う。ブラッドが残ってくれたら彼もそうだし、ポープにクーズマ。クーズはクリエーターとしてもいい選手だし、僕もいる。だからオフェンスで本当にうまく引っ張ることができて、アグレッシブになれる存在、チームメイトたちをクリエイトして皆のゲームを高めることができる選手がいるといいね」