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初代カンファレンス決勝MVPに輝いたカリーをマジックが祝福「史上最高のシューター、おめでとう」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.27

ウエスト決勝は4勝1敗でウォリアーズが突破。エースのカリーが初代カンファレンス決勝MVPに輝いた。(C)Getty Images

 現地時間5月26日、ゴールデンステイト・ウォリアーズがダラス・マーベリックスとのウエスタン・カンファレンス決勝第5戦を120-110で制し、3年ぶり12回目のNBAファイナル進出を決めた。

 今年から新設されたカンファレンス・ファイナルMVPには、シリーズ平均23.8点(フィールドゴール成功率44.4%、3ポイント成功率43.9%)、6.6リバウンド、7.4アシストを記録したステフィン・カリーが選出された。

 カリーは第1戦でゲーム最多の21得点、12リバウンドをあげると、第2戦で32得点、5アシスト、第3戦で31得点、11アシストといずれもチーム最多得点をあげて3連勝に貢献。シリーズ突破を決めた第5戦こそ17本中5本のフィールドゴール成功で15得点にとどまったものの、9アシストと司令塔としての役目を果たした。
 
 カンファレンスMVPはメディア投票によって選出され、カリーは投票権を持つ9名全員から得票、文句なしの受賞となった。同賞のトロフィーは80年~90年代初頭にロサンゼルス・レイカーズを9度ファイナル(うち5回優勝)に導いたマジック・ジョンソンの名が冠されており(※イーストはラリー・バード)、試合後に本人がSNSを更新。次世代の顔を称えた。

「バスケットボール史上最高のシューター、友人、将来の殿堂入り、そして偉大な人物であるステフィン・カリーが初代マジック・ジョンソン・トロフィーを受賞したことは本当に素晴らしい!おめでとう!」

 NBAファイナルは現地6月2日にスタート。ウォリアーズは18年以来7回目の栄冠を目指し、マイアミ・ヒートとボストン・セルティックスの勝者と対戦する。ポストシーズンでは自身初となる個人賞を獲得し、勢いに乗るカリー擁する元王者の今季最後の戦いに注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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