現地時間6月2日(日本時間3日、日付は以下同)から始まる、2021-22シーズンのNBAファイナル。今年の対戦カードは、イースタン・カンファレンス決勝で第7戦の末にマイアミ・ヒートを破ったボストン・セルティックスと、ダラス・マーベリックスを撃破しウエスタン・カンファレンスを制したゴールデンステイト・ウォリアーズに決定した。
両軍の歴史は古く、ともにリーグが創設された1946-47シーズンからNBA(当時の名称はBAA)に在籍。そして過去に4度、プレーオフの舞台で顔を合わせてきた。
そのすべてが今回のようにファイナルでの対戦だったわけではない。ウォリアーズは創設当時フィラデルフィアに本拠地を置いており、1962年まではイーストに所属。そのため、1958、60、62年はディビジョン決勝(当時はイースタン/ウエスタン・ディビジョンと区分)で、サンフランシスコに移りウエスト所属となった1964年はファイナルで激突した。
ただ、シリーズ結果はウォリアーズの4戦全敗。1958年は1勝しかあげられず、1960年はルーキーだった“怪物”ウィルト・チェンバレンが平均30.5点、27.5リバウンドを叩き出しながらも2勝4敗で敗れた。最も追い詰めたのが1962年で、3勝3敗で迎えた第7戦最終盤、107-107の同点の場面でサム・ジョーンズに決勝弾を沈められ惜敗。1964年のファイナルは1勝4敗となす術なく敗れ去った。
当時のセルティックスは前人未到の8連覇の真っ最中(1958年はファイナルで敗戦)。ボブ・クージーやビル・ラッセルらの擁し、ウォリアーズの優勝への道を阻み続けてきた。
最後のプレーオフでの対戦から58年。ウォリアーズがシリーズ初勝利を収め、2018以来の王座奪還を果たすのか。それとも今回もセルティックスがシリーズを制し、14年ぶりのチャンピオンリングを手にするのか。熱戦の幕は6月2日、ウォリアーズの本拠地チェイス・センターで切って落とされる。
構成●ダンクシュート編集部
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両軍の歴史は古く、ともにリーグが創設された1946-47シーズンからNBA(当時の名称はBAA)に在籍。そして過去に4度、プレーオフの舞台で顔を合わせてきた。
そのすべてが今回のようにファイナルでの対戦だったわけではない。ウォリアーズは創設当時フィラデルフィアに本拠地を置いており、1962年まではイーストに所属。そのため、1958、60、62年はディビジョン決勝(当時はイースタン/ウエスタン・ディビジョンと区分)で、サンフランシスコに移りウエスト所属となった1964年はファイナルで激突した。
ただ、シリーズ結果はウォリアーズの4戦全敗。1958年は1勝しかあげられず、1960年はルーキーだった“怪物”ウィルト・チェンバレンが平均30.5点、27.5リバウンドを叩き出しながらも2勝4敗で敗れた。最も追い詰めたのが1962年で、3勝3敗で迎えた第7戦最終盤、107-107の同点の場面でサム・ジョーンズに決勝弾を沈められ惜敗。1964年のファイナルは1勝4敗となす術なく敗れ去った。
当時のセルティックスは前人未到の8連覇の真っ最中(1958年はファイナルで敗戦)。ボブ・クージーやビル・ラッセルらの擁し、ウォリアーズの優勝への道を阻み続けてきた。
最後のプレーオフでの対戦から58年。ウォリアーズがシリーズ初勝利を収め、2018以来の王座奪還を果たすのか。それとも今回もセルティックスがシリーズを制し、14年ぶりのチャンピオンリングを手にするのか。熱戦の幕は6月2日、ウォリアーズの本拠地チェイス・センターで切って落とされる。
構成●ダンクシュート編集部
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