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NBA

“ウエストブルック批判”はメディアの過剰報道が原因?「若手まで彼を軽視するようになった」とイグダーラが指摘<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.08.01

ウエストブルックへの軽視をメディアが増長させているとイグダーラは指摘した。(C)Getty Images

ウエストブルックへの軽視をメディアが増長させているとイグダーラは指摘した。(C)Getty Images

 昨季、リーグで最も批判に晒された選手はラッセル・ウエストブルックだろう。2021年オフにロサンゼルス・レイカーズにトレード移籍し、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとビッグ3を結成したものの、チームにまったくフィットできず。個人、チームとも不振に陥り、優勝どころかプレーイン・トーナメント進出すら逃した戦犯の1人となってしまった。

 2017年のシーズンMVP獲得をはじめ、2度の得点王、3度のアシスト王、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ9度選出、さらにはシーズン・トリプルダブル達成4度と、ウエストブルックほど輝かしいキャリアを送ってきた選手は歴代でもそういない。その証拠に、昨年10月にはNBA75周年記念チームとして、“リーグ史上最も偉大な75人(実際は+1名の76人)”にも選出されている。

 しかし昨季の失態により、その積み上げてきた実績すらなかったかの如く、ウエストブルックを軽視する人々も現われ始めている。今年のNBAドラフトで1巡目9位指名を受けたサンアントニオ・スパーズの新人ジェレミー・ソーハンは、メディア出演した際にウエストブルックを“bricks(シュートが入らない選手の意味)”と揶揄してしまい炎上、謝罪する羽目になってしまった。
 
 こうした風潮を作り上げたのは、すべてメディアに責任があるとウエストブルックを擁護したのがアンドレ・イグダーラ。ゴールデンステイト・ウォリアーズで4度の優勝を経験した大ベテランは、エバン・ターナー(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)と共同ホストを務めるポッドキャスト番組『Point Forward』で、選手の周囲に嘘、あるいは誇張した物語を作り上げるマスコミを批判、その一例としてウエストブルックを挙げた。

「もう1人、これに陥ったのがウエストブルックだ。ありとあらゆるラス(ウエストブルックの愛称)のトレード情報がリークされながら、まだ実現には至っていない。ラスをバカにし始め、リーグの若いやつらまで彼の名前を軽視するようになっている。

 おそらく(ソーハンは)意図的に言ったわけじゃない。選手に対するメディアの報じ方を受け入れた結果、こうなってしまったんだと思う」

 今回の“ウエストブルック軽視問題”は、彼自身の不振と、それをメディアが過剰に煽ったことが原因と言えるだろう。今季のウエストブルックには、マスコミを沈黙させるだけのハイパフォーマンスを期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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