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NBA

「僕はシカゴでプレーするかもしれない」アデトクンボがブルズ移籍を希望⁉「考えるまでもない。誰だって大歓迎さ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.08.16

リップサービスの一面はあるが、アデトクンボはブルズ移籍の可能性を否定しなかった。(C)Getty Images

リップサービスの一面はあるが、アデトクンボはブルズ移籍の可能性を否定しなかった。(C)Getty Images

 ヤニス・アデトクンボは2013年のドラフト1巡目15位でミルウォーキー・バックスに指名されて以降、チーム一筋でプレーしている。通称“グリーク・フリーク”はNBAキャリアにおいて、ローテーションプレーヤーからスターター、オールスターの常連へと成長してきた。

 とりわけここ4シーズンの活躍は凄まじく、2度のシーズンMVP、オールスターMVP、最優秀守備選手賞、21年にはバックスを球団史上2度目のNBAチャンピオンへ導き、ファイナルMVPに輝いた。

 現在、オールNBAとオールディフェンシブで4シーズン連続1stチーム入りしているギリシャ出身のフォワードは、昨年75周年記念チームにも最年少(27歳)で選ばれており、すでに引退後のバスケットボール殿堂入りは確実視されている。

 バックスは昨プレーオフでクリス・ミドルトンがケガで戦線離脱したため、カンファレンス・セミファイナルでボストン・セルティックスに3勝4敗で敗退したものの、依然として優勝を狙える豪華戦力を有している。

 そんななか、主砲アデトクンボが現地時間8月15日に地元放送局『Fox 32 Chicago Sports』とのインタビューで意外な言葉を発していた。

「誰だって(シカゴ・ブルズで)バスケットボールをプレーしたいかと聞かれたら、ノーと答えれば嘘になる。複数回のチャンピオンシップを勝ち取り、史上最高の選手の1人がプレーしたチームでもある。だから考えるまでもないね。誰だってシカゴでプレーするのは大歓迎さ」

 1990年代に2度の3連覇を達成したブルズはマイケル・ジョーダンという世界的なスーパースターが所属してきたほか、スコッティ・ピッペンやホーレス・グラント、デニス・ロッドマン、トニー・クーコッチといった名選手たちがプレーしてきた。
 
 過去にはマイアミ・ヒートで3度の優勝を勝ち取ったシカゴ出身のドゥエイン・ウェイドがフリーエージェント(FA)でブルズへ移籍しており、バスケットボールプレーヤーたちにとって依然として憧れのチームということなのだろう。

 アデトクンボも「未来なんて、誰にも分からない。人生がどうなっていくかなんてわからないけど、僕はシカゴでプレーするかもしれない。でも今はミルウォーキーでプレーすることにコミットしている」と、いずれブルズでプレーする可能性があることをほのめかしていた。

 20年12月にスーパーMAX額で延長契約を結んだアデトクンボは、24-25シーズンまでバックスの契約下におり、翌25-26シーズンがプレーヤーオプションとなる。

 ブルズへ加入する場合は25年夏が最短で、アデトクンボはその時30歳。まだまだ一線級でプレーできることから、次の契約で移籍するかは微妙だ。

 また、今回の発言はシカゴのメディアとのインタビューでリップサービスだった部分もあり、バックスファンが心配する必要はないだろう。

 ただ、チームは2シーズンぶりの覇権奪回に向けて動き出しているだけに、こうした発言がチームの士気へ悪影響を及ぼす可能性もゼロではない。

 アデトクンボは現役最高級のスーパースター。オフシーズンとはいえ、インタビューで発言したことが世界中へ拡散されるご時世だけに、くれぐれも注意してほしいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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