現地時間8月28日、今夏に完全FA(フリーエージェント)となっていた渡邊雄太がブルックリン・ネッツと契約を締結。日本のファンにとってその去就が大きな関心の的となっていただけに、NBAチームとの契約に胸を撫で下ろした人も多いだろう。
ただ、渡邊自身がSNSに「あくまでまだ無保証のキャンプ契約」と綴ったように、キャリア5年目のシーズンが確約されているわけではない。ここからトレーニングキャンプやプレシーズンを戦い抜き、開幕ロスターの座を勝ち取らなければならない。はたして渡邊はこのサバイバルを生き残れるのだろうか。
今オフのネッツはケビン・デュラントのトレード要求もあり、一時はチーム解体の危機に晒されていた。もしこの移籍が実現していれば、交換相手にもよるものの戦力は間違いなくダウンしていた。
しかしそのエースが残留を表明し、優勝が狙えるだけの超強力なタレント軍団が完成。今季の予想スターターにはデュラントにカイリー・アービング、ベン・シモンズ、セス・カリー、ニック・クラクストンといった実力者たちが並んでいるほか、渡邊のポジションであるフォワードの控えには、ジョー・ハリス、ロイス・オニール、TJ・ウォーレンと充実のバックアップが揃っている。
さらに渡邊が契約を結んだ直後には、現在FAとなっているマーキーフ・モリスのネッツ入りの噂が報じられた。渡邊と同じフォワードが主戦場の32歳は、キャリア11年で715試合に出場し平均10.9点、5.2リバウンドをマークするほか、ロサンゼルス・レイカーズ在籍時の2020年にはリーグ制覇を経験。もし加入が実現すれば、渡邊の強力なライバルになることは間違いない。
現在のネッツのロスターは渡邊を含めて15人だが、今後同じようにキャンプ契約で加わる選手もいるだろう。はたして彼らとの競争を勝ち抜き、開幕までチームに残れるのか。仮に残れたとして、タレント集団のなかでプレータイムを確保できるのか。いずれにせよ、現在の渡邊は厳しい状況に置かれていると言わざるを得ない。
ただ、一昨季にはトロント・ラプターズでエグジビット10契約から2WAY契約、そして本契約締結と這い上がった経験が渡邊にはある。今季もこの逆境を跳ね除け、“日本人選手初のNBA優勝経験者”となってくれることに期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】史上2人目の日本人NBAプレーヤー「渡邊雄太」特集!
ただ、渡邊自身がSNSに「あくまでまだ無保証のキャンプ契約」と綴ったように、キャリア5年目のシーズンが確約されているわけではない。ここからトレーニングキャンプやプレシーズンを戦い抜き、開幕ロスターの座を勝ち取らなければならない。はたして渡邊はこのサバイバルを生き残れるのだろうか。
今オフのネッツはケビン・デュラントのトレード要求もあり、一時はチーム解体の危機に晒されていた。もしこの移籍が実現していれば、交換相手にもよるものの戦力は間違いなくダウンしていた。
しかしそのエースが残留を表明し、優勝が狙えるだけの超強力なタレント軍団が完成。今季の予想スターターにはデュラントにカイリー・アービング、ベン・シモンズ、セス・カリー、ニック・クラクストンといった実力者たちが並んでいるほか、渡邊のポジションであるフォワードの控えには、ジョー・ハリス、ロイス・オニール、TJ・ウォーレンと充実のバックアップが揃っている。
さらに渡邊が契約を結んだ直後には、現在FAとなっているマーキーフ・モリスのネッツ入りの噂が報じられた。渡邊と同じフォワードが主戦場の32歳は、キャリア11年で715試合に出場し平均10.9点、5.2リバウンドをマークするほか、ロサンゼルス・レイカーズ在籍時の2020年にはリーグ制覇を経験。もし加入が実現すれば、渡邊の強力なライバルになることは間違いない。
現在のネッツのロスターは渡邊を含めて15人だが、今後同じようにキャンプ契約で加わる選手もいるだろう。はたして彼らとの競争を勝ち抜き、開幕までチームに残れるのか。仮に残れたとして、タレント集団のなかでプレータイムを確保できるのか。いずれにせよ、現在の渡邊は厳しい状況に置かれていると言わざるを得ない。
ただ、一昨季にはトロント・ラプターズでエグジビット10契約から2WAY契約、そして本契約締結と這い上がった経験が渡邊にはある。今季もこの逆境を跳ね除け、“日本人選手初のNBA優勝経験者”となってくれることに期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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