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NBA

NBA開幕まで1週間!八村塁&渡邊雄太のプレシーズン、ここまでの成績と今後の日程をおさらい<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.10.10

ネッツの渡邊(左)とウィザーズの八村(右)、両日本人プレーヤーはプレシーズンから好調ぶりを見せている。(C)Getty Images

ネッツの渡邊(左)とウィザーズの八村(右)、両日本人プレーヤーはプレシーズンから好調ぶりを見せている。(C)Getty Images

 NBA2022-23シーズンの開幕は現地時間10月18日。戦いの幕開けまで残り約1週間に迫り、プレシーズンも中盤に差しかかっている。

 日本人プレーヤーとしては2019年から4年連続で八村塁と渡邊雄太の2選手がリーグに在籍(渡邊は5年目)。ワシントン・ウィザーズで4年目を迎える八村、そして新たにブルックリン・ネッツと契約を結んだ渡邊は、ともにここまでプレシーズンゲーム2試合を戦っている。

 まず八村の方は、大盛況のうちに終わった「NBAジャパンゲームズ2022」にて、新シーズンの実戦デビューを飾った。凱旋ゲームということもあってか、昨季の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズを相手に2戦とも先発出場。9月30日の初戦はチーム最多の13得点、9リバウンド、10月2日の2戦目は11得点、10リバウンドと、積極的かつ上々のパフォーマンスを披露した。

 2試合を終えて平均12.0点、9.5リバウンド。スモールサンプルとはいえ、リバウンドはリーグ全体3位にランクしている。ウィザーズのプレシーズン残りは明日のシャーロット・ホーネッツ戦と14日のニューヨーク・ニックス戦の2試合。ジャパンゲームズは起用法なども含め八村にとって“ホーム”な環境だったため、残り試合の出来が今季の真の立ち位置を示すことになるだろう。
 
 一方の渡邊は、上位進出が期待されるネッツで開幕ロスター入りをかけた猛アピールを続けている。10月3日のフィラデルフィア・76ers戦は後半頭から約16分間の出場で10得点、4リバウンド。6日のマイアミ・ヒート戦は第1クォーターから起用されるなど、21分にプレータイムを伸ばし、3得点、4リバウンド、1アシスト、2ブロックと攻守で数字を残した。

 八村同様、こちらもスモールサンプルだが、平均出場時間(18.3分)はチーム6位、得点(6.5点)は同7位、リバウンド(4.0本)は同3位タイと、数字だけならローテーションに入ってもおかしくない成績をマークしている。

 残る試合は12日のミルウォーキー・バックス戦と14日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦。渡邊の場合は八村と違って本契約を勝ち取らなければならない立場のため、引き続き首脳陣へのアピールが必要となる。そのためには目に見えた結果が欲しいところだ。

 それぞれ異なる立場で新シーズンへの準備を進める、2人の日本人フォワード。彼らの開幕前の総仕上げに注目したい。

構成●ダンクシュート編集部
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