現地時間10月12日、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太がミルウォーキー・バックスとのプレシーズンゲームに出場。約11分間のプレーで６得点（３ポイント２／３）、１アシスト、１スティールを記録し、107－97の勝利に貢献した。

　日本時間13日に28歳の誕生日を迎えた渡邊は、前戦（６日vsヒート）に続き、この日も第１クォーターからコートイン。入って約１分後には、速攻からベン・シモンズのパスを受けると迷わず３ポイントを試投。これが見事に決まり、プレシーズン３試合連続で３ポイントを成功させた。

　さらに渡邊は同クォーター残り10秒にもシモンズのパスから３ポイントを沈め、第１クォーターの３分間で６得点と効率のいい働きを見せた。
  　後半は第３クォーター残り３分16秒からコートに立つと、ケビン・デュラントやカイリー・アービングら主力組とともにプレー。同２分20秒に放った３ポイントは外れたものの、その後の守備ではヤニス・アデトクンボのパスをスティールし、速攻の起点に。自らドリブルでボールを運んでデュラントにパスすると、デュラントがそのまま３ポイントを成功させ、渡邊にアシストがついた。

　第４クォーターは約40秒ほどのピンポイント起用で見せ場はなかった渡邊だが、試合を通じて攻守に精力的な動きを披露してチームのプレシーズン初勝利に貢献。ここまでプレシーズン全３試合に出場して平均16.0分、6.3点、2.7リバウンド、３ポイント成功率50％（４／８）と奮闘を続けている。

　残るプレシーズンゲームは14日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦のみ。開幕ロスター入りをかけた最後のアピールに期待したい。

構成●ダンクシュート編集部