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NBA

八村塁と渡邊雄太による今季最初の日本人対決。ともに“シックスマン”として迎える一戦の注目ポイントは?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.04

ネッツの渡邊とウィザーズの八村、日本の2大エースによる今季初の日本人対決は必見だ。(C)Getty Images

ネッツの渡邊とウィザーズの八村、日本の2大エースによる今季初の日本人対決は必見だ。(C)Getty Images

 日本時間11月5日の午前8時、NBAの舞台で日本バスケットボール界注目の一戦がティップオフを迎える。

 ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナにて、ブルックリン・ネッツとワシントン・ウィザーズが対戦。ネッツの渡邊雄太とウィザーズの八村塁による今季初の日本人対決が行なわれるのだ。

 八村が2019年にドラフトでNBA入りして以降、リーグに2人の日本人選手が在籍する状態が続いているが、過去3シーズンはどちらかが欠場するなどして通算9回あった対戦機会のうち、ともにコートに立ったのは3回のみ。

 記念すべき最初の日本人対決は2019年12月14日。八村はプロ1年目、渡邊はメンフィス・グリズリーズ在籍2年目のシーズンに実現した。この時はわずか1分9秒の競演で八村は10得点、4リバウンド、渡邊は無得点に終わったが、試合はホームのグリズリーズに軍配が上がった。

 2度目は同シーズンの2月9日、今度はウィザーズのホームで両者が対戦。ともに10分以上出場し、八村が12得点、11リバウンドのダブルダブルを記録、試合はまたも渡邊のグリズリーズが勝利したが、2人が同時にコートに立つ時間はなかった。

 その後、渡邊がトロント・ラプターズに移籍し、八村のウィザーズと同カンファレンスになったことで対戦機会が増えたものの、2020-21シーズンは3回ともどちらかが欠場し対決はお預け。昨季も最初の2回は両者不在、3回目は渡邊のみの出場で、1月21日の4回目の対戦でようやく3度目の日本人対決が叶った。
 
 この時は第1クォーター途中に両者が同時にコートに足を踏み入れ、直接マッチアップも実現。渡邊が八村のシュートミスを誘うシーンも見られた。試合はみたび渡邊所属のチームが勝利している。

 迎える4シーズン目の今季は、どちらも開幕からベンチメンバーとして活躍しているだけに、同じタイミングでコートに立つ機会は以前より多くなると予想される。

 八村は今季8試合すべてに出場し、平均24.1分(チーム6位)のプレータイムで11.0点、5.8リバウンド、1.3アシストを記録。3ポイントこそ成功率25.0%と当たりがないものの、2戦目からは7試合連続で2桁得点、直近の試合では今季最多の10リバウンド、4アシストと調子を上げている。

 一方の渡邊もスター軍団のネッツで存在感を高めている。8試合中7試合に出場し、平均出場時間は自己ベストの15.4分。直近の試合ではチーム5位のプレータイム(27分47秒)を得て10得点、4リバウンド、シーズンの3ポイント成功率は58.3%と絶好調だ。

 現在、ウィザーズは4勝4敗でイースタン・カンファレンス7位、ネッツは2勝6敗で同13位。両チームとも今後の浮上のきっかけを掴みたい重要な一戦となる。どちらの日本人プレーヤーがチームを勝利へ導くか、楽しみに待ちたいところだ。

 以下は、過去3シーズンの日本人対決の結果だ(欠場ゲーム含めすべて掲載)。
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