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【NBA】渡邊雄太、8戦連続3ポイント成功も足首捻挫で途中退場。チームも連勝が2でストップ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.08

渡邊はマブズ戦の第1Qに3ポイントを決めたが、その後に足首を負傷。味方に抱えられてコートをあとにした。(C)Getty Images

 現地時間11月7日、テキサス州ダラスのアメリカンエアラインズ・センターでブルックリン・ネッツ対ダラス・マーベリックスの一戦が行なわれ、96-94でマーベリックスが勝利。ネッツの渡邊雄太は9戦連続の出場で4分38秒間コートに立ち、3得点(フィールドゴール1/3、3ポイント1/3)をあげたが、前半に左足首を負傷して途中退場した。

 ネッツは10月27日に延長の末敗れたマブズに対して、開始8分で25-11と好スタート。渡邊は8点リードの第1クォーター残り1分53秒にロイス・オニールとの交代でコートに入るといきなり魅せる。

 24秒ショットクロックが迫るなかケビン・デュラントとのパス交換でボールを受けると、3ポイントラインのはるか後方からブザーとともにディープスリーをヒット。8試合連続となる3ポイントを決めて好調ぶりをアピールした。

 しかし第2クォーター。開始2分半を過ぎたところのディフェンスで、渡邊は相手と接触し左足首を負傷。苦痛に顔を歪め、直後のタイムアウトで味方の手を借りながらコートをあとにした。その後、チームからのアナウンスで「左足首の捻挫」のため、この試合には戻らないことが伝えられた。
 
 ネッツは渡邊の退場後に逆転を許し、50-53で前半を終了。後半は互いにリードを奪い合うシーソーゲームとなるなか、第4クォーター残り7分にジョシュ・グリーンのダンクと3ポイントでマブズが逆転。残り3分39秒までに14-2のランを展開してネッツを退けた。

 マブズは得点ランクリーグ1位のルカ・ドンチッチが開幕から9試合連続30点超えとなる36得点、6リバウンド、6アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが18得点、3ポイント成功率リーグ1位のグリーンが全5本のフィールドゴールを成功(うち3ポイント2本)させて16得点をマーク。4連勝で今季成績を6勝3敗とした。

 一方、連勝が2で止まったネッツは4勝7敗でイースタン・カンファレンス11位タイに後退。デュラントが26得点、4リバウンド、4アシストとチームを牽引したが、3点差で迎えた残り5.6秒に3本のフリースローを獲得しながら2本目を外して万事休す。それまで62本連続成功を記録していたものの、土壇場で記録は途切れた。

 ネッツはほかにキャム・トーマスが19得点、オニールが15得点、8アシスト、ニック・クラクストンが10得点、14リバウンドを記録するも一歩及ばず。5試合ぶりに復帰したベン・シモンズはベンチから16分の出場で2得点、2アシストに終わった。

 ネッツの次戦は9日(日本時間10日)、4試合ぶりのホームでニューヨーク・ニックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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