ロサンゼルス・レイカーズは、11月10日時点で2勝9敗とリーグ29位に沈んでいる。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルックとタレントを擁しながら、プレーオフ進出を逃した昨季(33勝49敗)に続く低迷を強いられているが、フランチャイズOBでもある元NBA選手のニック・ヤングはレブロン頼みの状況に警鐘を鳴らしている。
今季のレイカーズはここまで、12月30日に38歳を迎えるレブロンが平均24.9点、8.8リバウンド、6.9アシスト、ビッグ3で唯一の20代であるデイビスが平均23.0点、10.2リバウンドを記録。ウエストブルックは開幕直後にシックスマンに落ち着き、平均16.1点、5.6リバウンド、6.3アシストという成績を残している。
しかし、チームは開幕5連敗に始まり、デンバー・ナゲッツ、ニューオリンズ・ペリカンズに勝利した後、11月4日のユタ・ジャズ戦から再び4連敗と波に乗れない。11月9日(同10日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では、左足の痛みで2日前のジャズ戦を欠場したレブロンが第4クォーターに左足と鼠径部を痛めて負傷交代となった。
2013-14シーズンから4年間レイカーズに所属し、17-18シーズンにはゴールデンステイト・ウォリアーズで優勝を経験しているヤングは、元NBA選手のギルバート・アリナスがホストを務める『Fubo Sports』の番組『No Chill』に出演した際、レブロンがシュートを打ちすぎていると見解を述べた。
「レブロンは平均30点取ろうとする必要はない。シュートを打ちすぎだ。1試合で5~10本の3ポイントを放っている。レブロンが3ポイントシューターになったら? これまでのように爆発はできないのは明白だ」
レブロンの今季FG成功率は45.7%だが、これはルーキーイヤーに次ぐキャリア2番目に低い数字。3ポイント成功率23.9%に至ってはキャリアワーストでeFG%(effective field goal percentage/実質シュート成功率)も49.5%にとどまっている。
アリナスは「今のレイカーズを見ているか? ほかにだれがシュートを打つんだ?」と、現ロスターを踏まえるとレブロンが平均30点する以外に選択肢がないとの考えを示したが、ヤングは「AD(デイビス)をMVPにしよう。レブロンはもうMVPにはならない」と反論。最終的に、レイカーズは8位以内に入ってプレーオフに出場できると予想した。
通算優勝回数でNBA最多タイを誇るリーグ随一の名門レイカーズだが、長いトンネルを抜け出し、輝きを取り戻せるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
今季のレイカーズはここまで、12月30日に38歳を迎えるレブロンが平均24.9点、8.8リバウンド、6.9アシスト、ビッグ3で唯一の20代であるデイビスが平均23.0点、10.2リバウンドを記録。ウエストブルックは開幕直後にシックスマンに落ち着き、平均16.1点、5.6リバウンド、6.3アシストという成績を残している。
しかし、チームは開幕5連敗に始まり、デンバー・ナゲッツ、ニューオリンズ・ペリカンズに勝利した後、11月4日のユタ・ジャズ戦から再び4連敗と波に乗れない。11月9日(同10日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では、左足の痛みで2日前のジャズ戦を欠場したレブロンが第4クォーターに左足と鼠径部を痛めて負傷交代となった。
2013-14シーズンから4年間レイカーズに所属し、17-18シーズンにはゴールデンステイト・ウォリアーズで優勝を経験しているヤングは、元NBA選手のギルバート・アリナスがホストを務める『Fubo Sports』の番組『No Chill』に出演した際、レブロンがシュートを打ちすぎていると見解を述べた。
「レブロンは平均30点取ろうとする必要はない。シュートを打ちすぎだ。1試合で5~10本の3ポイントを放っている。レブロンが3ポイントシューターになったら? これまでのように爆発はできないのは明白だ」
レブロンの今季FG成功率は45.7%だが、これはルーキーイヤーに次ぐキャリア2番目に低い数字。3ポイント成功率23.9%に至ってはキャリアワーストでeFG%(effective field goal percentage/実質シュート成功率)も49.5%にとどまっている。
アリナスは「今のレイカーズを見ているか? ほかにだれがシュートを打つんだ?」と、現ロスターを踏まえるとレブロンが平均30点する以外に選択肢がないとの考えを示したが、ヤングは「AD(デイビス)をMVPにしよう。レブロンはもうMVPにはならない」と反論。最終的に、レイカーズは8位以内に入ってプレーオフに出場できると予想した。
通算優勝回数でNBA最多タイを誇るリーグ随一の名門レイカーズだが、長いトンネルを抜け出し、輝きを取り戻せるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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