10年ぶりにリーグの頂点に立った2020年からわずか2年、NBA最多タイの17回の優勝を誇る名門ロサンゼルス・レイカーズの転落が止まらない。
現地時間11月11日、ホームのクリプトドットコム・アリーナで行なわれたサクラメント・キングス戦にチームは114-120で敗退。今季2度目の5連敗で2勝10敗(勝率16.7%)となり、ヒューストン・ロケッツと並んで、カンファレンス最下位&リーグ最下位に転落した。
この日エースのレブロン・ジェームズが欠場したレイカーズは、アンソニーデイビスが24得点、14リバウンド、ロニー・ウォーカー四世が19得点、控えのラッセル・ウエストブルックが21得点、11アシスト、オースティン・リーブスが19得点、5リバウンドを記録。
第4クォーター残り2分にウエストブルックの3ポイントで114-112と勝ち越したレイカーズだったが、ハリソン・バーンズのフリースローで同点に追いつかれ、その後ディアロン・フォックスに連続得点を許し、その間チームは無得点。第2クォーターに最大13点のリードを奪っていたが、痛恨の逆転負けを喫した。
今オフにフロントは20年優勝コーチのフランク・ヴォーゲルを解任し、昨季まで4年間にわたってミルウォーキーバックスのアシスタントコーチを務めたダービン・ハムを新指揮官に採用した。
補強では守備職人のパトリック・ベバリー、スラッシャーのロニー・ウォーカー四世、アスレティックビッグマンのトーマス・ブライアント、得点力に秀でたガードのデニス・シュルーダー、3&Dタイプのトロイ・ブラウンJr.らを加え、レブロン、デイビス、ウエストブルックのビッグ3の周囲をほぼ一新させた。
しかし開幕5連敗とスタートからつまずき、6戦目にデンバー・ナゲッツ、7戦目にニューオリンズ・ペリカンズに勝利したが、再び5連敗。アウェーでは0勝5敗といまだ未勝利の状態だ。
スタッツを見ても平均108.3点はリーグ26位、3ポイント成功率31.4%とオフェンシブ・レーティングは最下位、ディフェンスも116.4失点は24位、ディフェンシブ・レーティングは18位、得失点差―8.1は29位と、攻守で機能していないことは明らかだ。
なお、現在の成績(2勝10敗)は球団史上で2015-16シーズン(17勝65敗/勝率20.7%)、本拠地をミネアポリスに置いていた1957-58シーズン(19勝53敗/勝率26.3%)と並ぶ最悪のスタートとなっている。
フランチャイズワーストと言われた昨季からの巻き返しを狙うも、完全に出鼻を挫かれたレイカーズ。NBAの“キング”レブロンを抱えながら出口が見えない長いトンネルに迷い込んだ名門は、2シーズン連続で下位に沈んでしまうのか。
構成●ダンクシュート編集部
現地時間11月11日、ホームのクリプトドットコム・アリーナで行なわれたサクラメント・キングス戦にチームは114-120で敗退。今季2度目の5連敗で2勝10敗(勝率16.7%)となり、ヒューストン・ロケッツと並んで、カンファレンス最下位&リーグ最下位に転落した。
この日エースのレブロン・ジェームズが欠場したレイカーズは、アンソニーデイビスが24得点、14リバウンド、ロニー・ウォーカー四世が19得点、控えのラッセル・ウエストブルックが21得点、11アシスト、オースティン・リーブスが19得点、5リバウンドを記録。
第4クォーター残り2分にウエストブルックの3ポイントで114-112と勝ち越したレイカーズだったが、ハリソン・バーンズのフリースローで同点に追いつかれ、その後ディアロン・フォックスに連続得点を許し、その間チームは無得点。第2クォーターに最大13点のリードを奪っていたが、痛恨の逆転負けを喫した。
今オフにフロントは20年優勝コーチのフランク・ヴォーゲルを解任し、昨季まで4年間にわたってミルウォーキーバックスのアシスタントコーチを務めたダービン・ハムを新指揮官に採用した。
補強では守備職人のパトリック・ベバリー、スラッシャーのロニー・ウォーカー四世、アスレティックビッグマンのトーマス・ブライアント、得点力に秀でたガードのデニス・シュルーダー、3&Dタイプのトロイ・ブラウンJr.らを加え、レブロン、デイビス、ウエストブルックのビッグ3の周囲をほぼ一新させた。
しかし開幕5連敗とスタートからつまずき、6戦目にデンバー・ナゲッツ、7戦目にニューオリンズ・ペリカンズに勝利したが、再び5連敗。アウェーでは0勝5敗といまだ未勝利の状態だ。
スタッツを見ても平均108.3点はリーグ26位、3ポイント成功率31.4%とオフェンシブ・レーティングは最下位、ディフェンスも116.4失点は24位、ディフェンシブ・レーティングは18位、得失点差―8.1は29位と、攻守で機能していないことは明らかだ。
なお、現在の成績(2勝10敗)は球団史上で2015-16シーズン(17勝65敗/勝率20.7%)、本拠地をミネアポリスに置いていた1957-58シーズン(19勝53敗/勝率26.3%)と並ぶ最悪のスタートとなっている。
フランチャイズワーストと言われた昨季からの巻き返しを狙うも、完全に出鼻を挫かれたレイカーズ。NBAの“キング”レブロンを抱えながら出口が見えない長いトンネルに迷い込んだ名門は、2シーズン連続で下位に沈んでしまうのか。
構成●ダンクシュート編集部
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