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NBA

“アンストッパブル”な活躍を見せたドンチッチが文句なしのMVPに!|NBA第5週

ダンクシュート編集部

2019.11.26

ともに初の受賞となったディンウィディー(左)とドンチッチ(右)。(C)Getty Images

ともに初の受賞となったディンウィディー(左)とドンチッチ(右)。(C)Getty Images

 11月25日(日本時間26日)、NBAが第5週(現地11月18~24日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディー、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

 負傷で欠場中のカイリー・アービングに代わり、11月16日から先発を務めるディンウィディーは期間中の4試合で平均25.3点、3.5リバウンド、6.8アシストを記録。11月24日(同25日)に行なわれた敵地でのニューヨーク・ニックス戦では30得点、4リバウンド、4アシストをあげるなど、全試合で20点超えの活躍を披露しエースの穴を埋めた。

 開幕11試合を4勝7敗と出遅れたネッツだったが、当該週を3勝1敗で終え、8勝8敗で勝率5割に復帰。その原動力となったディンウィディーがキャリア6年目で嬉しい初受賞となった。

 同じく初の受賞となったドンチッチは、まさにアンストッパブルな活躍でリーグを席巻。期間中の4試合すべてで30得点、10アシスト以上を記録するなど、平均37.0点(フィールドゴール成功率55.4%、3ポイント成功率44.4%、フリースロー成功率78.8%)、8.5リバウンド、11.8アシストのハイアベレージを叩き出し、チームを4戦全勝に導いた。
 
 11月18日(同19日)のサンアントニオ・スパーズ戦で自己最多42得点、11リバウンド、12アシストのパフォーマンスを演じると、2日後のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では第3クォーターまでの出場で35得点、10リバウンド、11アシストを記録。26分以下の出場で35得点以上のトリプルダブルを達成した史上初の選手となった。

 とどまるところを知らない20歳のライジングスターは、11月24日(同25日)のヒューストン・ロケッツ戦でも41得点、10アシストの活躍で同地区の強豪を撃破。2戦連続で35点超えのトリプルダブル、4戦連続での30点&10アシスト以上はいずれも史上最年少記録と、昨季新人王は2年目にしてリーグのMVP候補に名乗りを上げている。

 第6週、ディンウィディーの決勝弾でクリーブランド・キャバリアーズを下し連勝を4に伸ばしたネッツは、27日(同28日)と29日(同30日)にアウェーとホームでボストン・セルティックスと連戦。その後、12月1日(同2日)にホームにマイアミ・ヒートを迎える。ウエスト4位につけるマーベリックスは、26日(同27日)に同3位のロサンゼルス・クリッパーズと激突。その後は、いずれもアウェーでフェニックス・サンズ、リーグ首位のロサンゼルス・レイカーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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