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NBA

【NBA】渡邊雄太欠場のネッツは主力不在の76ersに逆転負け。古巣初凱旋のシモンズには大ブーイング<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.23

プロ入りから5年を過ごしたかつてのホームに凱旋したシモンズ。大ブーイングのなかネッツを牽引したが…。(C)Getty Images

プロ入りから5年を過ごしたかつてのホームに凱旋したシモンズ。大ブーイングのなかネッツを牽引したが…。(C)Getty Images

 現地時間11月22日、フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターでブルックリン・ネッツ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズの一戦が行なわれ、115-106でシクサーズが勝利を収めた。

 ネッツの渡邊雄太は右ハムストリングの痛みにより試合前に欠場が発表。本人によれば痛みや張りはあるものの、MRIの結果に異常はなく、大事を取っての欠場だという。

 この試合前の時点で3ポイント成功率(57.1%)リーグ1位に立つ渡邊は、今季18試合で4度目の欠場。11月9、12日には足首の故障で戦列を離れたが、復帰後の直近4試合は平均14.5点、4.3リバウンド、3ポイント成功率60%(12/20)と好調をアピールしていた。

 試合はネッツのベン・シモンズが今年2月に移籍後、初の古巣凱旋ゲームとあって、序盤から大ブーイングが飛ぶ異様な雰囲気に。開始直後はシモンズの3連続アシストなどでネッツがリードを奪うも、第1クォーター中にシクサーズが逆転に成功。接戦の終盤も制してホームで勝利を飾った。
 
 今季成績を9勝8敗としたシクサーズは、ジョエル・エンビード、ジェームズ・ハーデン、タイリース・マキシーの主軸3人を欠くなか、トバイアス・ハリスが今季最多の24得点とチームを牽引。ほかにもディアンソニー・メルトンが22得点、シェイク・ミルトンが16得点、控えのポール・リードが19得点、10リバウンド、ジョージ・ニアンが16得点を奪取。チーム全体で3ポイント16本(成功率50%)に20本ものオフェンシブ・リバウンドを奪って主力不在を補った。

 一方、連勝が2で止まり8勝10敗のネッツはカイリー・アービングが23得点、ケビン・デュラントは20得点をあげたが、開幕から続いていた連続25点以上の記録は17でストップ。注目のシモンズは11得点、7リバウンド、11アシスト、3スティール、3ブロック、渡邊を欠いたベンチ陣の合計得点は29-47とシクサーズに大きく水をあけられた。

 ネッツの次戦は明日23日(日本時間24日)、敵地でのトロント・ラプターズ戦。渡邊にとっては昨季まで2シーズンを過ごした古巣への初凱旋試合となるだけに、コートに戻れるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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