NBAの2022-23レギュラーシーズンは、各チームが18試合前後を終え、イースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスがリーグベストの13勝4敗(勝率76.5%)、ウエスタン・カンファレンスではフェニックス・サンズが11勝6敗(勝率64.7%)でトップに立っている。
そしてイーストではインディアナ・ペイサーズ、ウエストではユタ・ジャズがサプライズチームとなっている。開幕前は下位予想だった両チームだが、5連勝中のペイサーズは10勝6敗(勝率62.5%)でイースト4位、ジャズは12勝7敗(勝率63.2%)でサンズとゲーム差なしの2位と大健闘。
だが現在リーグで最も勢いのあるチームとなると、サクラメント・キングスを挙げないわけにはいかないだろう。
オフェンシブ・レーティングで1位のセルティックス(118.2)に次ぐリーグ2位の117.7を誇るキングスは、現地時間11月22日にメンフィス・グリズリーズを113-109で下して破竹の7連勝。
この連勝中、チームのオフェンシブ・レーティングはリーグトップの125.3(2位はセルティックスの120.3)と、まさに快進撃を見せている。
本日の試合、キングスはディアロン・フォックスが33得点、8リバウンド、6アシスト、4スティール、ハリソン・バーンズが26得点、ケビン・ハーターが18得点、ドマンタス・サボニスが9得点、13リバウンド、8アシスト、マリーク・モンクが14得点とバランスの取れた攻撃で勝利を手にした。
昨季まで16シーズン連続で負け越し、プレーオフ不出場というリーグワースト記録を塗り替えてしまったキングスだが、今季は新任マイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の下、開幕4連敗から見事立ち直り、現在は10勝6敗(勝率62.5%)でウエスト3位という好位置にいる。
なお、キングスが7連勝したのは2004年11月以来、18年ぶり。当時のチームにはクリス・ウェバー(シーズン途中に放出)やマイク・ビビー、ペジャ・ストヤコビッチ、ブラッド・ミラー、ボビー・ジャクソンらが在籍。
当時のチームも平均得点でリーグ2位とオフェンス力に定評があり、シーズンでは50勝をあげて第6シードでプレーオフに進出していた。
まだシーズンは60試合以上残っており、この先調子を落とすことは十分考えられるが、ブラウン新HCの下で生まれ変わった今季のチームには爆発力がある。06年以来17年ぶりのポストシーズンに向け、地元ファンの期待は日に日に高まっている。
文●秋山裕之(フリーライター)
そしてイーストではインディアナ・ペイサーズ、ウエストではユタ・ジャズがサプライズチームとなっている。開幕前は下位予想だった両チームだが、5連勝中のペイサーズは10勝6敗(勝率62.5%)でイースト4位、ジャズは12勝7敗(勝率63.2%)でサンズとゲーム差なしの2位と大健闘。
だが現在リーグで最も勢いのあるチームとなると、サクラメント・キングスを挙げないわけにはいかないだろう。
オフェンシブ・レーティングで1位のセルティックス(118.2)に次ぐリーグ2位の117.7を誇るキングスは、現地時間11月22日にメンフィス・グリズリーズを113-109で下して破竹の7連勝。
この連勝中、チームのオフェンシブ・レーティングはリーグトップの125.3(2位はセルティックスの120.3)と、まさに快進撃を見せている。
本日の試合、キングスはディアロン・フォックスが33得点、8リバウンド、6アシスト、4スティール、ハリソン・バーンズが26得点、ケビン・ハーターが18得点、ドマンタス・サボニスが9得点、13リバウンド、8アシスト、マリーク・モンクが14得点とバランスの取れた攻撃で勝利を手にした。
昨季まで16シーズン連続で負け越し、プレーオフ不出場というリーグワースト記録を塗り替えてしまったキングスだが、今季は新任マイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の下、開幕4連敗から見事立ち直り、現在は10勝6敗(勝率62.5%)でウエスト3位という好位置にいる。
なお、キングスが7連勝したのは2004年11月以来、18年ぶり。当時のチームにはクリス・ウェバー(シーズン途中に放出)やマイク・ビビー、ペジャ・ストヤコビッチ、ブラッド・ミラー、ボビー・ジャクソンらが在籍。
当時のチームも平均得点でリーグ2位とオフェンス力に定評があり、シーズンでは50勝をあげて第6シードでプレーオフに進出していた。
まだシーズンは60試合以上残っており、この先調子を落とすことは十分考えられるが、ブラウン新HCの下で生まれ変わった今季のチームには爆発力がある。06年以来17年ぶりのポストシーズンに向け、地元ファンの期待は日に日に高まっている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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