現地時間11月26日、トロント・ラプターズは本拠地スコシアバンク・アリーナでダラス・マーベリックスと対戦。105-100で接戦を制し、連敗を2でストップさせた。
この試合で、フレッド・ヴァンブリートが26得点、6リバウンド、7アシスト、クリス・ブーシェイが22得点、13リバウンドをマークしたのだが、カギを握る活躍を見せたのはOG・アヌノビーだった。
対戦相手のジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が「OGは両エンドでハイレベルなプレーをしている。最優秀守備選手賞候補として議論されるべきだろう。彼はオールスター級のシーズンを送っている」と『Sportsnet TV』のエリック・スミスへ話していたとおり、今季のアヌノビーはここまでキャリア最高のシーズンを送っている。
マブズ戦で26得点、9リバウンド、2スティール、2ブロックを記録した25歳のフォワードは、201cm・105kgの屈強な肉体を武器に、複数のポジションをガードできるディフェンス力が大きな魅力。
この試合でも、マブズの絶対的エースであり、今季の平均得点ランキングでトップ(33.1)を走るルカ・ドンチッチ相手に見事な守備を披露。そのほか、マッチアップ時にジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)をフィールドゴール成功率40.0%(6/15)に4ターンオーバー、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)を同23.1%(3/13)の7ターンオーバーに抑えるなど、リーグ有数のスコアラーたちをも苦しめている。
ドンチッチは「彼はリーグで最もいいヤツの1人だと思う。トラッシュトークもないしね。けど僕がつまずいてしまったのは決して意図的じゃない」とアヌノビーの好守を称えつつ、こうも話していた。
「彼は両エンドで素晴らしい選手だと言っておくよ。NBAのスティールリーダーなだけでなく、オフェンス面でもすごく良くなっている。彼のゲームには感心したよ」
今季のアヌノビーは、ここまでいずれもキャリアハイの平均18.9点、6.3リバウンド、2.42スティールをマークしており、とりわけスティールはドンチッチが話したようにリーグトップ。ディフレクションでは同5位タイの平均3.7回、ルーズボールリカバー数ではドンチッチと並んで同首位タイの平均1.4回と上位に顔を出しており、攻守両面で存在感を示している。
ラプターズは大黒柱パスカル・シアカムがケガのため10試合を欠場しているなか、イースタン・カンファレンス7位の10勝9敗(勝率52.6%)と踏みとどまっている。ヴァンブリートやゲイリー・トレントJr.、スコッティ・バーンズといった主力の活躍もそうだが、全試合に出場しているアヌノビーの働きなしに、この成績は残せていなかったはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
この試合で、フレッド・ヴァンブリートが26得点、6リバウンド、7アシスト、クリス・ブーシェイが22得点、13リバウンドをマークしたのだが、カギを握る活躍を見せたのはOG・アヌノビーだった。
対戦相手のジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が「OGは両エンドでハイレベルなプレーをしている。最優秀守備選手賞候補として議論されるべきだろう。彼はオールスター級のシーズンを送っている」と『Sportsnet TV』のエリック・スミスへ話していたとおり、今季のアヌノビーはここまでキャリア最高のシーズンを送っている。
マブズ戦で26得点、9リバウンド、2スティール、2ブロックを記録した25歳のフォワードは、201cm・105kgの屈強な肉体を武器に、複数のポジションをガードできるディフェンス力が大きな魅力。
この試合でも、マブズの絶対的エースであり、今季の平均得点ランキングでトップ(33.1)を走るルカ・ドンチッチ相手に見事な守備を披露。そのほか、マッチアップ時にジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)をフィールドゴール成功率40.0%(6/15)に4ターンオーバー、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)を同23.1%(3/13)の7ターンオーバーに抑えるなど、リーグ有数のスコアラーたちをも苦しめている。
ドンチッチは「彼はリーグで最もいいヤツの1人だと思う。トラッシュトークもないしね。けど僕がつまずいてしまったのは決して意図的じゃない」とアヌノビーの好守を称えつつ、こうも話していた。
「彼は両エンドで素晴らしい選手だと言っておくよ。NBAのスティールリーダーなだけでなく、オフェンス面でもすごく良くなっている。彼のゲームには感心したよ」
今季のアヌノビーは、ここまでいずれもキャリアハイの平均18.9点、6.3リバウンド、2.42スティールをマークしており、とりわけスティールはドンチッチが話したようにリーグトップ。ディフレクションでは同5位タイの平均3.7回、ルーズボールリカバー数ではドンチッチと並んで同首位タイの平均1.4回と上位に顔を出しており、攻守両面で存在感を示している。
ラプターズは大黒柱パスカル・シアカムがケガのため10試合を欠場しているなか、イースタン・カンファレンス7位の10勝9敗(勝率52.6%)と踏みとどまっている。ヴァンブリートやゲイリー・トレントJr.、スコッティ・バーンズといった主力の活躍もそうだが、全試合に出場しているアヌノビーの働きなしに、この成績は残せていなかったはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- “多国籍軍団”ラプターズに誕生したカメルーンコンビ、シアカム&コロコが共に先発出場のNBA初の快挙を達成!<DUNKSHOOT>
- “ドンチッチ頼み”が顕著なマーベリックス。自身が31得点以下の試合で6戦全敗のチーム状況に「もっとアグレッシブにいかなきゃ」と警鐘<DUNKSHOOT>
- 「難しい決断だった」ウォリアーズの名脇役が新天地にラプターズを選んだ理由<DUNKSHOOT>
- 「彼は今、世界最高のシューター」渡邊雄太の大活躍を同僚アービングも絶賛!「試合をより楽にしてくれるんだ」<DUNKSHOOT>
- 「今のユウタは正しいプレーをしている」絶好調の渡邊雄太をデュラントが称賛!「俺たちは彼のエナジーが大好き」<DUNKSHOOT>