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2019年ドラフト1位の大器ザイオンが初の週間MVP!東はエンビードが今季2度目の受賞|NBA第8週

ダンクシュート編集部

2022.12.13

第8週のMVPに選ばれた76ersのエンビード(左)とペリカンズのザイオン(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月12日、NBAがシーズン第8週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが選出された。

 12月5日から11日の期間中、3試合に出場したエンビードはリーグ最多の平均43.3点(フィールドゴール成功率63.9%)、10.3リバウンド、3.7アシストをマーク。同週の2勝1敗に貢献し、第4週に続き今季2度目(通算9回目)の週間MVPに輝いた。

 28歳のオールスタービッグマンは5日のヒューストン・ロケッツ戦で39得点、7日のロサンゼルス・レイカーズ戦はフィールドゴール成功率73.7%(14/19)で38得点を奪取。極めつきは11日のシャーロット・ホーネッツ戦。32本中20本のフィールドゴール成功、さらに全11本のフリースローを沈めて、今季2度目の50点超えとなる53得点を叩き出した。

 エンビードはここまで18試合に出場し、リーグ1位に相当する平均33.4点、9.8リバウンド、4.8アシストを記録。8試合の欠場が響いて規定を外れているものの、昨季に続く得点王の座も視界に捉えている。
 
 一方、ペリカンズの3連勝を牽引したザイオンは、平均33.0点(フィールドゴール成功率70.4%)、8.3リバウンド、4.0アシストを記録。キャリア4年目にして嬉しい初受賞となった。

 2019年ドラフト全体1位の大器は、7日のデトロイト・ピストンズ戦で29得点、10リバウンド、5アシストをマーク。この日の勝利でチームはウエスト首位に躍り出ると、続くフェニックス・サンズとの首位攻防2連戦でも輝きを放つ。

 9日の試合でフィールドゴール17本中13本を決めて35得点、7リバウンド、4アシストをあげれば、延長にもつれた11日の試合でも35得点、8リバウンド、3アシストと躍動。圧倒的なフィジカルを武器に相手陣内を強襲し、とりわけこの週はリーグトップの平均24点をペイントエリア内で稼いだ。

 足の故障で昨季を全休したザイオンだが、今季は21試合の出場で平均25.0点、7.2リバウンド、4.2アシストと完全復活。チームも前週から7連勝、通算18勝8敗でウエスト首位を快走している。

構成●ダンクシュート編集部
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