昨シーズン、36勝46敗でウエスタン・カンファレンス9位だったニューオリンズ・ペリカンズが絶好調だ。
現地12月7日に行なわれたデトロイト・ピストンズ戦を制して今季最長の5連勝を飾るなど、ここまで16勝8敗。同日にフェニックス・サンズ(16勝9敗)が敗れたことで、ついにカンファレンス首位に躍り出た。
ケガで昨季を全休したザイオン・ウィリアムソンがチームハイの23.9点と怪物ぶりを発揮しているのが最大の違いだが、好調の要因はそれだけではない。ペリカンズはザイオンのワンマンチームにあらず、現時点で6人が平均2桁得点を記録している総合力の高い軍団だ。
なかでも抜群のディフェンス力を誇り、チームの縁の下の力持ちとなっているのが、2年目のフォワード、ハーバート・ジョーンズだ。
昨年のドラフト2巡目35位で指名された24歳は、ザイオンの不在もあってルーキーイヤーから出番を獲得。78試合中69試合で先発出場、平均29.9分のプレータイムで9.5点、3.8リバウンド、2.1アシストの成績に加えて、スティール130本はリーグ3位、ディフレクションはリーグ4位(243回)と、1年目から目覚ましい数字を叩き出した。
ペリカンズの歴史においても、初年度にスティール100本を超えたのはクリス・ポール(175本)以来、さらにスティール80本以上・ブロック45本以上を記録したルーキーはただ1人だという。3月のロサンゼルス・レイカーズ戦では、レブロン・ジェームズやラッセル・ウエストブルックからボールを奪い取り、キャリアハイの6スティールを記録した。
「ハーブ(ジョーンズの通称)は、自分がこれまで実際に見た中で、最もスペシャルなディフェンダーだよ。彼は奇想天外なことをやってのける。常にコートに出てバトルを挑む。そんな彼を尊敬しているよ。彼はコーチに託されたことは、どんなことでも遂行するんだ」と、エースのザイオンも賛辞を惜しまない。
ジョーンズは2年目の今季も出場した17試合すべてで先発を張り、平均10.6点、3.7リバウンド、2.1アシスト、1.18スティール、0.82ブロックと躍動。先日のオクラホマシティ・サンダー戦でも12得点に加え、4スティール、3ブロックの活躍で105-101の勝利に貢献した。とりわけ2点をリードして試合時間残り2秒という最終盤、相手エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーがドリブルで切り込んだところへ絶妙なタイミングでコースに入り、オフェンスファウルを誘ったプレーは秀逸だった。
直後のスローインでは背を向けるアレクセイ・ポクシェフスキーにポンとボールをぶつけてファウルを誘うと、フリースローを2本とも決めて試合を終わらせた。まさにザイオンが言うように、奇想天外なことをやってのける選手だ。
現地12月7日に行なわれたデトロイト・ピストンズ戦を制して今季最長の5連勝を飾るなど、ここまで16勝8敗。同日にフェニックス・サンズ(16勝9敗)が敗れたことで、ついにカンファレンス首位に躍り出た。
ケガで昨季を全休したザイオン・ウィリアムソンがチームハイの23.9点と怪物ぶりを発揮しているのが最大の違いだが、好調の要因はそれだけではない。ペリカンズはザイオンのワンマンチームにあらず、現時点で6人が平均2桁得点を記録している総合力の高い軍団だ。
なかでも抜群のディフェンス力を誇り、チームの縁の下の力持ちとなっているのが、2年目のフォワード、ハーバート・ジョーンズだ。
昨年のドラフト2巡目35位で指名された24歳は、ザイオンの不在もあってルーキーイヤーから出番を獲得。78試合中69試合で先発出場、平均29.9分のプレータイムで9.5点、3.8リバウンド、2.1アシストの成績に加えて、スティール130本はリーグ3位、ディフレクションはリーグ4位(243回)と、1年目から目覚ましい数字を叩き出した。
ペリカンズの歴史においても、初年度にスティール100本を超えたのはクリス・ポール(175本)以来、さらにスティール80本以上・ブロック45本以上を記録したルーキーはただ1人だという。3月のロサンゼルス・レイカーズ戦では、レブロン・ジェームズやラッセル・ウエストブルックからボールを奪い取り、キャリアハイの6スティールを記録した。
「ハーブ(ジョーンズの通称)は、自分がこれまで実際に見た中で、最もスペシャルなディフェンダーだよ。彼は奇想天外なことをやってのける。常にコートに出てバトルを挑む。そんな彼を尊敬しているよ。彼はコーチに託されたことは、どんなことでも遂行するんだ」と、エースのザイオンも賛辞を惜しまない。
ジョーンズは2年目の今季も出場した17試合すべてで先発を張り、平均10.6点、3.7リバウンド、2.1アシスト、1.18スティール、0.82ブロックと躍動。先日のオクラホマシティ・サンダー戦でも12得点に加え、4スティール、3ブロックの活躍で105-101の勝利に貢献した。とりわけ2点をリードして試合時間残り2秒という最終盤、相手エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーがドリブルで切り込んだところへ絶妙なタイミングでコースに入り、オフェンスファウルを誘ったプレーは秀逸だった。
直後のスローインでは背を向けるアレクセイ・ポクシェフスキーにポンとボールをぶつけてファウルを誘うと、フリースローを2本とも決めて試合を終わらせた。まさにザイオンが言うように、奇想天外なことをやってのける選手だ。
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