現地時間12月25日、テキサス州ダラスで行なわれたロサンゼルス・レイカーズはダラス・マーベリックスのクリスマスゲームに臨んだ。
前半でレブロン・ジェームズが18得点、ラッセル・ウエストブルックが12得点をあげたレイカーズは、54―43と11点リードで前半を終える。ところが、第3クォーターだけでマブズのティム・ハーダウェイJr.に16得点、ルカ・ドンチッチに13得点、全体でもフィールドゴール72%(18/25)、3ポイント成功率69.2%(9/13)を許すなどディフェンスが崩壊。この12分間で51得点を奪われ、75-94と逆転を許す。
第4クォーターにレイカーズは40得点をあげたものの、第3クォーターの大量失点が響き、115-124で敗れて4連敗。ウエスタン・カンファレンス13位の13勝20敗(勝率39.4%)とした名門は、アンソニー・デイビスが右足のストレス損傷で離脱後は、1勝4敗と苦しんでいる。
今季のデイビスは平均27.4点、12.1リバウンド、2.6アシスト、1.3スティール、2.1ブロックにフィールドゴール59.4%と、2019年のレイカーズ加入後ではベストシーズンを送っていただけに、戦力ダウンは明らかだ。
マブズ戦後にレブロンは「俺たちは彼がいなくなった穴を色んな方法で埋めないといけない。AD(デイビス)がいないと本当に難しいし、ものすごく自分たちの能力が試されている」と苦しい胸の内を口にしていた。
とはいえ、レブロンはマブズ戦でゲームハイの38得点に6リバウンド、5アシストをマーク。これで7試合連続30得点以上と、デイビス離脱後も獅子奮迅の活躍を続けていることは見逃せない。
今月30日に38歳を迎える大ベテランながら、キャリア20年目の今季も平均27.8点、8.1リバウンド、6.6アシスト、1.1スティールと第一線で活躍を続けている。
レブロン奮闘もなかなか勝利につながらないレイカーズだが、幸いにも今季のウエストは稀に見る混戦となっており、プレーイン・トーナメント圏内のゴールデンステイト・ウォリアーズとは2.5ゲーム差、8位のポートランド・トレイルブレイザーズとは4.5ゲーム差とまだ挽回は可能。
ただ、デイビスという攻守の要を欠くレイカーズがプレーオフ戦線に浮上するためには、ウエストブルック、ロニー・ウォーカー四世、オースティン・リーブス、トーマス・ブライアントなど、レブロン以外の選手の奮起も不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
前半でレブロン・ジェームズが18得点、ラッセル・ウエストブルックが12得点をあげたレイカーズは、54―43と11点リードで前半を終える。ところが、第3クォーターだけでマブズのティム・ハーダウェイJr.に16得点、ルカ・ドンチッチに13得点、全体でもフィールドゴール72%(18/25)、3ポイント成功率69.2%(9/13)を許すなどディフェンスが崩壊。この12分間で51得点を奪われ、75-94と逆転を許す。
第4クォーターにレイカーズは40得点をあげたものの、第3クォーターの大量失点が響き、115-124で敗れて4連敗。ウエスタン・カンファレンス13位の13勝20敗(勝率39.4%)とした名門は、アンソニー・デイビスが右足のストレス損傷で離脱後は、1勝4敗と苦しんでいる。
今季のデイビスは平均27.4点、12.1リバウンド、2.6アシスト、1.3スティール、2.1ブロックにフィールドゴール59.4%と、2019年のレイカーズ加入後ではベストシーズンを送っていただけに、戦力ダウンは明らかだ。
マブズ戦後にレブロンは「俺たちは彼がいなくなった穴を色んな方法で埋めないといけない。AD(デイビス)がいないと本当に難しいし、ものすごく自分たちの能力が試されている」と苦しい胸の内を口にしていた。
とはいえ、レブロンはマブズ戦でゲームハイの38得点に6リバウンド、5アシストをマーク。これで7試合連続30得点以上と、デイビス離脱後も獅子奮迅の活躍を続けていることは見逃せない。
今月30日に38歳を迎える大ベテランながら、キャリア20年目の今季も平均27.8点、8.1リバウンド、6.6アシスト、1.1スティールと第一線で活躍を続けている。
レブロン奮闘もなかなか勝利につながらないレイカーズだが、幸いにも今季のウエストは稀に見る混戦となっており、プレーイン・トーナメント圏内のゴールデンステイト・ウォリアーズとは2.5ゲーム差、8位のポートランド・トレイルブレイザーズとは4.5ゲーム差とまだ挽回は可能。
ただ、デイビスという攻守の要を欠くレイカーズがプレーオフ戦線に浮上するためには、ウエストブルック、ロニー・ウォーカー四世、オースティン・リーブス、トーマス・ブライアントなど、レブロン以外の選手の奮起も不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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