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レブロンが史上4人目の大台に到達!次なる頂“コビー超え”のXデーは?

ダンクシュート編集部

2019.11.29

11月27日のペリカンズ戦で史上4人目の通算3万3000点を達成したレブロン。(C)Getty Images

 11月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でニューオリンズ・ペリカンズに逆転勝利を収めた。この試合で29得点をあげたレブロン・ジェームズは、キャリア通算3万3000得点に到達。2点をリードした第4クォーター残り5分半に3ポイントを沈め、リーグ史上3人しか達成していない大台に辿り着いた。

 今季17年目のシーズンを戦っているレブロンはこの試合を終えた時点で通算3万3008得点にまで数字を伸ばし、歴代4位につけている。では、彼の上に立つ3人とは誰なのか。現在、NBAの通算得点でトップ3に君臨しているのは以下のレジェンドたちだ。

■1位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/3万8387得点
キャリア:1969~89(1560試合・平均24.6点)

■2位:カール・マローン/3万6928得点
キャリア:1985~2004(1476試合・平均25.0点)

■3位:コビー・ブライアント/3万3643得点
キャリア:1996~2016(1346試合・平均25.0点)
 
 最年少の34歳と332日、キャリア通算1216試合(平均27.1点)で3万3000点に到達したレブロンは、3位のコビー・ブライアントまでは残り635点。今季は平均25.8点をマークしており、単純計算で25試合後には、同時代を戦った先輩に代わって三傑入りを果たすことになる。

 このままケガなく出場を続けることができれば、Xデーは1月中旬あたり。1月13日にホームで戦う古巣クリーブランド・キャバリアーズ戦(22試合後)はこれ以上ない絶好の機会となるが、そのためには同試合までに平均30点近くをあげておく必要があり、やや厳しいか。15日にホームでオーランド・マジック(23試合後)と戦った後はアウェー5連戦に臨むため、現実的にはこの遠征中での達成が濃厚だ。

 気になるアウェー5連戦の対戦相手は、18日ヒューストン・ロケッツ(24試合後)、20日ボストン・セルティックス(25試合後)、22日ニューヨーク・ニックス(26試合後)、23日ブルックリン・ネッツ(27試合後)、25日フィラデルフィア・76ers(28試合後)。

 ちょうど25試合後には、自身にとってもチームにとっても長年の宿敵であるセルティックス戦が待ち受けている。ちなみに、レブロンを含む通算得点歴代上位4人はいずれもレイカーズ在籍経験者。目の肥えたボストンのファンがライバル球団のエースの偉業をどのように見届けるかは、非常に興味深いところだ。

構成●ダンクシュート編集部
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