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NBA

【NBA】八村塁がキャリアハイタイの30得点の大活躍!ウィザーズはサンズを下し3連勝!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.29

八村はキャリアハイに並ぶ30得点の大活躍でウィザーズ勝利の立役者となった。(C)Getty Images

八村はキャリアハイに並ぶ30得点の大活躍でウィザーズ勝利の立役者となった。(C)Getty Images

 現地時間12月28日、ワシントン・ウィザーズはワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナにフェニックス・サンズを迎え、年内最後のホームゲームに挑んだ。

 連戦のウィザーズのスタメンは、モンテ・モリス、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギス、ダニエル・ギャフォードに、左太もも裏の痛みで欠場したブラッドリー ビールに代わり、コーリー・キスパートが入った。

 第1クォーター、サンズに先制を許したウィザーズだったが、クーズマのフリースローですぐに追いつくと、モリスのレイアップ、ポルジンギスのダンク、クーズマの3ポイントなど開始から8本連続でフィールドゴールをノーミスで決める好スタートを決め、19-6と2桁のリードを奪う。

 八村塁は、残り3分40秒にモリスに代わって登場。残り2分半にクーズマのパスを受けて3ポイントを沈めると、45秒には再びクーズマのパスで右サイドからミドルジャンパーを成功。ウィザーズは36-21と15点差をつけ、第1クォーターを終えた。

 第2クォーター、ウィザーズの初得点は八村。開始早々にまたもクーズマとのコンビでボースハンドダンクを決める。波に乗る背番号8は、残り7分45秒にプルアップジャンパー、直後のオフェンスではルーズボールを拾い、ジャンプシュートを沈め、早くも2桁得点をマーク。

 さらに6分にはミカル・ブリッジズ相手にパワープレーで押し込み、ゴール下で加点。ウィザーズは八村の13得点のほか、クーズマが15得点、ギャフォードが10得点、チーム全体でフィールドゴール成功率57.8%と高確率でシュートを沈め、64-55で前半を折り返す。
 
 第3クォーターのウィザーズは得点こそあげるもののディフェンスが緩く、サンズのクリス・ポールに12得点、さらにトーリー・クレッグやデイミアン・リー、ブリッジズに3ポイントを決められ、83-82とリードはわずか1点に。

 残り3分に投入された八村はその1分後にドライブからレイアップを成功。1度はオフェンスファウルの判定も、その後ディフェンスファウルに変更され、ワンスローも沈めて流れを断ち切る。

 このプレーがきっけけとなり息を吹き返したウィザーズは、アブディヤのダンク、デロン・ライトの3ポイントプレーでリードを広げ、93-84で最終クォーターへ。

 第2クォーター同様、第4クォーターの初得点も八村から。ドリブルで攻め上がり、そのままレイアップでフィニッシュし、直後にはフリースロー2本で20得点に到達。止まらない八村はクーズマのミスショットを押し込んでチームを15点リードに導き、笑顔を見せた。

 残り6分にはクレッグのショットをブロックと守備でも好プレーを披露した八村は、次のオフェンスで213㎝のディアンドレ・エイトンの上からフェイダウェイを叩き込み、24得点でシーズンハイを更新。

 最終的に八村は27分の出場でキャリアハイタイの30得点に5リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率84.6%(11/13)、3ポイント成功率50%(1/2)、フリースロー成功率87.5%(7/8)、出場時の得失点差は+19を記録しウィザーズの完勝(127-102)に大きく貢献した。 

 チームは12月20日に敵地でサンズに113-110で勝利しており、同相手にシーズンスウィープを達成したのは、2018-19シーズン以来だった。

 3連勝で今季成績を15勝21敗(勝率41.7%)としたウィザーズは、12月30日に敵地でオーランド・マジックと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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