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【NBA】渡邊雄太が2023年初陣で7得点、5リバウンド。ネッツはスパーズに圧勝でチーム史上3位の12連勝!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.03

渡邊はスパーズ戦で7得点、5リバウンドをマーク。ネッツは2023年初戦を白星でスタートさせ、12連勝とした。(C)Getty Images

 現地時間1月2日、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターでブルックリン・ネッツとサンアントニオ・スパーズが対戦した。

 2023年初戦のネッツはロイス・オニールが体調不良で欠場。先発はカイリー・アービング、ベン・シモンズ、ケビン・デュラント、ニック・クラクストンの4人と、オニールの代わりにセス・カリーが入った。

 サッカーフランス代表のキリアン・エムバペも観戦に訪れた一戦、序盤はお互いに点を取り合うシーソーゲームが続いたが、ネッツはアービングの連続得点で抜け出すと、残り6分35秒にはクラクストンのダンクで20-10と10点差に。以降もアービングの連続3ポイントやデュラントの個人技など攻撃の手を緩めないネッツは、37-25と12点リードで第1クォーターを終える。

 第2クォーター、スタートから登場した渡邊雄太は、残り10分に左45度付近でシモンズからボールを受けると、3ポイントを打つと見せかけゴール下へドライブし左手ダンクで初得点。直後には再びシモンズのパスから3ポイントを決める。

 次のオフェンスではジャンプシュートを外した渡邊だが、このミスショットをアービングがプットバックダンクで豪快に叩き込み、ベンチは総立ちに。その後、渡邊はオフェンシブ・リバウンドから得たフリースロー2本を確実に決め、開始4分で7得点を奪取。

 渡邊以外にもネッツはデュラントとカリーが9得点をあげる活躍を見せ、74-47と大量リードで前半を折り返した。
 
 第3クォーターのネッツはオフェンスが好調な一方で、ディフェンスで集中力を欠き、スパーズにリードを縮められる。それでも守備のマイナス分はデュラントとアービングを中心とした攻撃で補い、再びリズムを取り戻す。

 クォーター終盤に投入された渡邊は、得点こそなかったもののリバウンドに積極的に絡み、ネッツは108-79と最終クォーターを待たずにほぼ勝負を決めてみせた。

 第4クォーターのネッツは主力をベンチに下げ、渡邊の出番もなし。ネッツは139-103で圧勝しチーム史上3位の12連勝とした。

 ネッツはアービングが27得点、8リバウンド、デュラントが25得点、11アシスト、カリーが16得点、TJ・ウォーレンが18得点、シモンズが9アシスト、3スティール。渡邊は12分間の出場で7得点、5リバウンド、フィールドゴール66.7%(2/3)、3ポイント100%(1/1)、フリースロー100%(2/2)だった。 

 今後のネッツは1月4日にシカゴ・ブルズ、6日にニューオリンズ・ペリカンズ、8日にマイアミ・ヒート(いずれもアウェーゲーム)との対戦が組まれている。
 
 チームの連勝記録はジェイソン・キッドやリチャード・ジェファーソンが所属していた2004、2006年(当時はニュージャージー・ネッツ)にマークした14連勝。ちなみに現ヘッドコーチのジャック・ヴォーンは後者の連勝時に選手として在籍していた。

構成●ダンクシュート編集部
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