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平均48.7点のドンチッチが2週連続でMVP!“元相棒”ポルジンギスとともに2023年初受賞|NBA第11週

ダンクシュート編集部

2023.01.03

第11週のMVPに選ばれたウィザーズのポルジンギス(左)とマブズのドンチッチ(右)。(C)Getty Images

 現地時間1月2日、NBAがシーズン第11週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからワシントン・ウィザーズのクリスタプス・ポルジンギス、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

 12月26日から1月1日の期間中、4試合に出場したポルジンギスは平均24.5点、8.5リバウンド、1.3アシスト、2.50ブロックをマーク。チームの4戦全勝に貢献し、マブズ時代の2020年3月以来初、通算3回目の週間MVPに輝いた。なお、ウィザーズの選手としては2021年5月のラッセル・ウエストブルック以来の受賞となる。

 昨年2月のトレードでマブズからウィザーズに加入した27歳は、同週の全試合で22点以上をあげ、フィールドゴール成功率55.9%と躍動。30日のオーランド・マジック戦では30得点、13リバウンド、4ブロックの活躍で勝利の立役者となった。

 この週、ウィザーズはエースのブラッドリー・ビールを故障で欠きながらも、+/-(出場時の得失点差)でリーグトップの+20.5を記録したポルジンギスの働きもあって好調を維持。12月18日までに10連敗を喫するも、現在5連勝と巻き返し、17勝21敗でイースト10位に浮上している。
 
 そのポルジンギスと昨季途中までコンビを組んでいたドンチッチは、3連勝で終えた同週に平均48.7点(フィールドゴール成功率61.7%、3ポイント成功率48.0%)、13.0リバウンド、10.7アシスト、2.33スティールと爆発。第10週に続き2週連続、通算9回目の受賞となった。

 23歳の神童のハイライトは、ホームで行なわれた27日のニューヨーク・ニックス戦だ。延長にもつれたこの試合で31本中21本(うち3ポイントは6本中2本)のシュートを沈め、自己最多を更新する60得点を奪取。さらに21リバウンド、10アシストもマークし、NBA史上初の「60-20-10」達成者となった。

 ドンチッチは31日のサンアントニオ・スパーズ戦でも51得点、9アシストの活躍で1点差の勝利に貢献。直近5試合で3度の50点超えを叩き出し、平均34.2点で再びリーグ得点王に返り咲いた。

 不調で一時借金生活に突入したチームも、12月16日からの7連勝で立て直しに成功。22勝16敗でウエスト4位まで順位を上げている。

構成●ダンクシュート編集部
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