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【NBA】ネッツがブルズに敗れ連勝は12でストップ。デュラントが44得点も、渡邊雄太はファウルトラブルに苦戦<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.05

ファウルがかさみ、6分の出場にとどまった渡邊。チームもブルズに敗れ、連勝は12で途絶えた。(C)Getty Images

 現地時間1月4日、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターでブルックリン・ネッツ対シカゴ・ブルズの一戦が行なわれ、121-112でブルズが勝利。ネッツの渡邊雄太は6分3秒のプレーで1得点(フィールドゴール0/2、3ポイント0/1、フリースロー1/2)、1リバウンド、1アシスト、4ファウルに終わった。

 12連勝中のネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ベン・シモンズ、ロイス・オニール、ニック・クラクストンの不動の先発ラインナップで試合に臨むも、第1クォーターは33-40とリードを許す展開。2連敗中のブルズにペースを握られる。

 渡邊は第2クォーター開始とともにコートイン。しかし、開始19秒でデマー・デローザンにファウルを犯してフリースローを献上してしまう。攻撃ではシモンズのダンクをアシストし、自らもドライブから獲得したフリースローを1本沈めたものの、9分48秒と8分44秒に立て続けにシューティングファウルを犯してしまい、早々に3ファウル。いずれも微妙な判定で、渡邊も不満気な表情で審判に抗議するも覆らず、出場3分16秒で交代を余儀なくされてしまった。

 59-69で迎えた後半、ネッツはデュラントの4点プレー、アービングのレイアップで6点を先制。渡邊は77-82の第3クォーター残り2分49秒にコートに入るも、この日最初の3ポイントシュートをミス、直後に相手のダンクを阻止しようとして4つ目のファウルをコールされてしまった。
 
 ネッツは85-88で迎えた第4クォーターもなかなか相手を捉え切れず、逆に2桁点差をつけられる苦しい展開に。残り2分45秒にアービングの得点で7点差に迫るも、そこから約2分間ノーゴールに陥り、実に13試合ぶりの黒星を喫した。

 ブルズはデローザンとパトリック・ウィリアムズが各22得点、7リバウンド、ニコラ・ブーチェビッチが21得点、13リバウンド、アヨ・ドスンムが17得点をあげるなど、バランスの良い攻撃で会心の勝利。17勝21敗でイースタン・カンファレンス10位に浮上した。

 一方、昨年12月4日(対ボストン・セルティックス)以来の黒星となったネッツはデュラントが22本中15本のシュートを決めて44得点、アービングが25得点、8アシストと2大エースが気を吐くも、その他の先発陣で計18点、ベンチの得点は7本中6本の3ポイントを決めたセス・カリーの22点を含む25点にとどまるなど、自慢の層の厚さと攻撃力を発揮できず。渡邊も第4クォーターは出番が訪れず、11月7日(対ダラス・マーベリックス/4分38秒)以来、今季2番目に短いプレータイムに終わった。

 25勝13敗でミルウォーキー・バックスと並び、イースタン・カンファレンス2位のネッツは次戦6日(日本時間7日)、敵地でニューオリンズ・ペリカンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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【動画】攻守で連勝に貢献した渡邊の前戦ハイライト