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【NBA】接戦を制したネッツが単独2位に!渡邊雄太は3ポイント1本を決め切るも後半は出場時間が伸びず<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.07

ペリカンズのマッカラムを守る渡邊(左)とデュラント(右)。ネッツは接戦を制してカンファレンス単独2位となった。(C)Getty Images

 現地時間1月6日、ルイジアナ州ニューオリンズのスムージーキング・センターでブルックリン・ネッツ対ニューオリンズ・ペリカンズの一戦が行なわれ、108-102でネッツが勝利。渡邊雄太は8分50秒のプレーで3得点(フィールドゴール1/1、3ポイント1/1)を記録した。

 前回の試合で連勝が12で途切れたネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ベン・シモンズ、ロイス・オニール、ニック・クラクストンの不動の先発ラインナップ。しかし序盤は主軸のザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラムを欠くペリカンズが好守から流れを作り、リードを奪う。開始8分過ぎにはナージ・マーシャルの連続3ポイントが決まって早々に10点差をつけた。

 そんな劣勢の状況でコートに入った渡邊は、第1クォーター残り1分46秒に右コーナーから2試合ぶりの3ポイントを成功。その後セス・カリー、デュラントの長距離砲も決まって27-28で最初の12分間を終えた。

 第2クォーターは再びペリカンズのペース。開始からホセ・アルバラードの連続8得点を含む15-1のランを展開し、点差はまたも2桁に。渡邊は9点を追いかける前半残り4分25秒に投入されたがシュート機会は訪れず、チームも53-64で折り返しとなった。
 
 反撃に転じたいネッツは後半、デュラントが開始1分半で2本の3ポイントを含む8点をあげると、アービング、クラクストンも続き、第3クォーター8分15秒にオニールの3ポイントで逆転。その後は第4クォーターを通じて互いにリードを奪い合うシーソーゲームとなる。

 渡邊は3点リードの第4クォーター頭から起用されるも、好調のアルバラードにレイアップを決められ、わずか1分8秒のプレーで交代。試合は残り43秒、アービングのディープスリーで点差を6点に広げたネッツが逃げ切り勝ち。最大15点ビハインドを跳ね除け、敵地で接戦を制した。

 今季成績を26勝13敗としたネッツはデュラントがゲームハイの33得点、10リバウンド、アービングが19得点、5アシストをマーク。苦しい時間帯に気を吐いたTJ・ウォーレンが15得点、オニールが14得点、7リバウンド、シモンズが6得点、10アシスト、ハッスルプレーで流れを引き寄せたクラクストンが9得点、9リバウンド、5ブロックの活躍で勝利に貢献した。

 勝率で並んでいたミルウォーキー・バックスが同日に敗れたことで、イースタン・カンファレンス単独2位となったネッツ。次戦は8日(日本時間9日)、敵地で同8位のマイアミ・ヒートと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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