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NBA

“71得点”のミッチェルが今季2度目の週間MVP!レブロンは史上最多を独走する66回目の受賞|NBA第12週

ダンクシュート編集部

2023.01.10

第12週のMVPに選ばれたキャブズのミッチェル(左)とレイカーズのレブロン(右)。(C)Getty Images

第12週のMVPに選ばれたキャブズのミッチェル(左)とレイカーズのレブロン(右)。(C)Getty Images

 現地時間1月9日、NBAがシーズン第12週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが選出された。

 1月2日から8日の期間中、3試合に出場(1試合欠場)したミッチェルは平均37.7点(フィールドゴール成功率53.0%)、5.3リバウンド、7.3アシストをマーク。出場ゲームでチームを3連勝(欠場時を含め3勝1敗)に導き、第9週に続き今季2回目、通算5回目の週間MVPに輝いた。なお、キャブズの選手が1シーズンに複数回受賞するのは、2017-18シーズンのレブロン以来初となる。

 この週のミッチェルのハイライトは、何と言っても新年最初のゲーム、1月2日のシカゴ・ブルズ戦だ。延長にもつれたこの一戦で、26歳のスコアリングガードは自身と球団の記録を更新する71得点の大爆発。NBA史上7人目の70点超え&歴代8位タイのハイスコアを叩き出し、一躍“時の人”となった。

 また、この試合では11アシストも記録し、チームの145点中99点を創出。これは伝説の巨人、ウィルト・チェンバレンの104点(100得点+2アシスト)に次ぐ、歴代2位の数字だった。

 新天地で躍動するミッチェルは、今季平均28.8点、フィールドゴール成功率48.8%、3ポイント成功率40.5%といずれも自己ベストを更新中。チームも26勝15敗でイースト4位につけている。
 
 対するレブロンは、4戦全勝を飾った同週の3試合に出場し、平均35.0点(フィールドゴール成功率54.8%)、8.7リバウンド、7.7アシストを記録。今季初、通算では自身が持つ史上最多記録を更新する66回目の受賞となった(2位はコビー・ブライアントの33回)。

 12月30日に38歳となったキングは、1月2日のシャーロット・ホーネッツ戦で43得点、11リバウンド、6アシストをマーク。誕生日(47得点)に続く2戦連続の40点超えを果たし、35歳以上で2試合連続40点以上をあげたマイケル・ジョーダン以来の選手となった(ジョーダンはワシントン・ウィザーズ時代の2001年、38歳で達成)。

 6日のアトランタ・ホークス戦で25得点、10アシスト、7日のサクラメント・キングス戦でも37得点、7アシストをあげたレブロンは、昨年12月11日から13試合連続で25点以上を奪取。キャリア4番目の記録を継続中だ。

 前週を含め今季最長の5連勝を記録したレイカーズは、現在19勝22敗でウエスト12位。プレーイン・トーナメント圏内の10位までは1.0ゲーム差に迫っている。

構成●ダンクシュート編集部
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