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【NBA】渡邊雄太が5得点&守備やリバウンドで奮闘も、デュラント不在のネッツはサンダーに敗戦<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.16

守備やリバウンドで貢献した渡邊だが、この日はショットが不発だった。(C)Getty Images

 現地時間1月15日(日本時間16日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターでオクラホマシティ・サンダーと激突。102-112で敗れ、今季成績を27勝15敗(勝率64.3%)とした。

 ケビン・デュラント、ベン・シモンズの両スターを欠くなかで、ネッツはエドモンド・サムナー、カイリー・アービング、ジョー・ハリス、ロイス・オニール、ニック・クラクストンの5人が先発出場。対するサンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ジョシュ・ギディー、ルージェンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、ジェイリン・ウィリアムズがスターティングラインナップに並んだ。

 試合はサンダーが第2クォーター中盤に45-37と8点差をつけたものの、そこからネッツは13-3のランを展開し一気に逆転。第3クォーターには一時10点のリードを奪ったが、その後アービングのいない時間帯にサンダーの反撃に遭い、第4クォーターに再び相手にリードを許す。

 以降は一進一退の攻防が続いたなか、サンダーが3ポイント攻勢で11点差までリードを拡大。そのまま逃げ切り、東の強豪を相手に金星をあげた。
 
 惜しくも敗れたネッツだが、第2クォーターの逆転劇には、渡邊雄太も大きく貢献した。ベンチの1番手として第1クォーター残り7分1秒に登場すると、前半の得点は残り2分3秒に決めたプルアップジャンパーのみにとどまったが、ディフェンス面で奮闘。リバウンドにも積極的に絡み、チームにいい流れをもたらす。

 後半は第3クォーター残り9分42秒にコートインし、前半に続き守備に粉骨砕身。ギルジャス・アレキサンダーのマッチアップを担当し、密着マークでここまでリーグ4位の平均30.7点を稼ぎ出す相手エースに自由を許さない。

 オフェンスでは残り5分47秒、トランジションからアービングのパスを受けボースハンドダンクを叩き込んだほか、残り3分55秒にはドライブから左コーナーへキックアウトパスを出し、TJ・ウォーレンの4ポイントプレーを演出。第4クォーター残り5分24秒にはオフェンシブ・リバウンドを拾って相手のファウルを誘発し、フリースローを獲得した(成功は1本)。

 ただ、全体的にショットは不発で、個人スタッツは21分23秒のプレータイムで5得点(フィールドゴール2/6、3ポイント0/2、フリースロー1/2)、5リバウンド、2アシスト。ディフェンスやリバウンドでの貢献が目立ち、±はチームトップの+10だったものの、得意の3ポイントを決めることはできなかった。

 ネッツの次戦は17日、敵地AT&Tセンターでサンアントニオ・スパーズと対戦する。デュラント不在の状況は依然続くが、チーム一丸となって連敗を2でストップさせたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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