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NBA

八村塁は高確率でシュートを沈め16得点も、カリーに41得点を奪われたウィザーズは王者ウォリアーズに力負け<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.17

八村は16得点の活躍を見せたが、ウィザーズはカリー(左)を止めることができず、ホームで敗れた。(C)Getty Images

八村は16得点の活躍を見せたが、ウィザーズはカリー(左)を止めることができず、ホームで敗れた。(C)Getty Images

 現地時間1月16日、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナで、昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦した。

 両チームは昨秋に日本で行なわれたジャパンゲームズで対戦。シーズンでは初のマッチアップとなったこの試合、ウィザーズはモンテ・モリス、コーリー・キスパート、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギス、ダニエル・ギャフォード、ウォリアーズはステフィン・カリー、ジョーダン・プール、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、ケボン・ルーニーが先発を務めた。

 第1クォーター、ウィザーズはギャフォードのフックシュートとポルジンギスの3ポイントで5ー0とするが、ウォリアーズもウィギンズ、プール、カリーの連続3ポイントで対抗。八村塁は残り6分50秒にコートに立ち、残り40秒にドライブからのレイアップで初得点をマーク。最終盤にはクーズマがハーフコートのブザービーターを決め、チームは33-35で最初の12分を終えた。

 第2クォーターのスタートはベンチだった八村だが、残り7分半に投入されると、4分にポルジンギスのパスを受けてダンク、2分半には左コーナーから3ポイントを沈める。八村の活躍もありウィザーズは逆転に成功するも、残り1分半からプールに10得点を決められ、64ー69と5点ビハインドで後半へ。
 
 後半も好調の八村は、第3クォーター残り5分にミドルレンジジャンパー、3分半にはフローターを決めて10得点目。ウィザーズは八村以外にもモリスが7得点、4アシストをあげて93ー93と同点に追いつき、第4クォーターを迎えた。

 最終クォーター開始早々、八村はデロン・ライトのパスを受けて3ポイントをヒット。その後ウィザーズはクーズマの連続3ポイントなどで一時8点をリードしたが、このクォーターでカリーとグリーンにそれぞれ12、11得点を奪われると、終盤にはオフェンスでもミスを重ね、118-127で敗れた。

 ウィザーズはポルジンギスが32得点、モリスが17得点、10アシスト、クーズマが16得点、11リバウンド、5アシスト、ギャフォードが14得点をあげたが、カリーに41得点、プールに32得点とウォリアーズのガード陣に爆発を許して敗退。

 八村は26分間の出場で16得点、1リバウンド、2アシスト、フィールドゴール77.8%(7/9)、3ポイント66.7%(2/3)をマーク。試合後、自身のプレーを「最初はあまりリズムに乗れなかったですけど、途中から乗れてシュートタッチも良かったと思います」と振り返った。

 また、41得点を許したカリーについては「スリーを打たせないようにしても、ドライブで抜かれますし、スペースを空ければそのままスリーを打たれるので、止めようがない」と昨季ファイナルMVPの凄さに舌を巻いた。

 2連敗で今季成績が18勝26敗(勝率40.9%)となったウィザーズは、18日に敵地でシカゴ・ブルズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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