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NBA

「間抜けなコーチが彼のプレーを増やしたんだ(笑)」デイビスが試合後半に爆発した理由をレイカーズ指揮官が自虐気味に説明<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.24

サンズ戦では後半だけで20得点を稼ぎ出したデイビス(左)。その理由をハムHC(右)は…。(C)Getty Images

サンズ戦では後半だけで20得点を稼ぎ出したデイビス(左)。その理由をハムHC(右)は…。(C)Getty Images

 現地時間3月22日、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでフェニックス・サンズと対戦。122-111で勝利し、今季成績を36勝37敗(49.3%)とした。

 試合は第2クォーター開始早々に逆転したレイカーズが、そのままリードを守り切り快勝。大黒柱レブロン・ジェームズが不在のなか、アンソニー・デイビスがチームトップの27得点に9リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが26得点、6アシスト、オースティン・リーブスは25得点に自己最多の11アシストでダブルダブルを達成するなど、3人で計78得点を稼ぎ出した。

 キャリアハイの35得点をマークした前戦に続き、ゲーム終盤にまたもMVPチャントが巻き起こったリーブスの活躍も素晴らしかったが、それ以上に際立っていたのがデイビスのパフォーマンス。後半だけで20得点を奪取し、チームを2連勝に導く立役者となった。

 試合後、デイビスが後半に爆発した理由を会見で問われたダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、たびたび自身の手腕が批判されることを自虐したのか、ジョークを交えながらこう答えた。
 
「間抜けなコーチが、彼のプレーコールを増やし始めたんだ(笑)。私は彼と話し、『リムに対してアグレッシブであれ』と言った。彼はそれを実行したのさ。気迫にあふれ、どんどん良くなっていった。

 彼は、私がこれまで関わってきた選手たちの中でも最高のミドルレンジシューターの1人だ。3ポイントを決める力も十分にあるが、今夜はペイントエリアでプレーすることを好んだんだろう。それが、我々が必要とするAD(デイビス)なんだ」

 開幕12戦で2勝10敗と出遅れたレイカーズだったが、これでプレーイン圏内のウエスタン・カンファレンス9位タイに浮上し、プレーオフにストレートインできる同6位のゴールデンステイト・ウォリアーズにもわずか1.5ゲーム差まで迫ってきた。レブロンを欠くなかでひとつでも多く白星を積み重ねるためには、この試合のようにデイビスの大車輪の活躍が不可欠だろう。

構成●ダンクシュート編集部

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