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【NBA】八村塁、2戦連続20点超えで再びM・ジョンソン以来の快挙!レイカーズは敗れて1勝1敗でLAでの第3戦へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.20

チームは敗れたなか、好調を維持した八村。レブロンに次ぐ20得点で攻撃の要となった。(C)Getty Images

チームは敗れたなか、好調を維持した八村。レブロンに次ぐ20得点で攻撃の要となった。(C)Getty Images

 現地時間4月19日、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムでプレーオフの1回戦第2戦が行なわれ、ウエスタン・カンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズが第2シードのメンフィス・グリズリーズと激突。93-103で敗れ、シリーズ1勝1敗とした。八村塁はベンチから32分1秒間のプレーで20得点(フィールドゴール7/12、3ポイント2/4、フリースロー4/6)、5リバウンド、2アシスト、1スティールを記録した。

 初戦に快勝したレイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスの不動の先発。対するグリズリーズは初戦で右手を負傷したエースのジャ・モラントが欠場、先発にはタイアス・ジョーンズが入り、デズモンド・ベイン、ディロン・ブルックス、ゼイビア・ティルマン、ジャレン・ジャクソンJr.が並んだ。

 立ち上がりはレブロンの得点でレイカーズが先制するも、グリズリーズはティルマンやジョーンズの活躍で主導権を奪い返す。八村は第1クォーター残り5分40秒に登場しミドルジャンパーと3ポイントでさっそく5点をあげるが、終盤にベインの8連続得点で締めたグリズリーズが30-19で最初の12分間を終えた。

 第2クォーターは両者点の取り合い。そんななか、中盤に8-0、終盤にも7-3のランを見せたグリズリーズが59-44とリードして折り返す。
 
 第3クォーター、レイカーズはレブロンが8得点、八村が11得点とチームを牽引。83-71で迎えた第4クォーターは終盤に6点差まで詰め寄ったものの、残り1分23秒にブルックスの3ポイントで11点差としたグリズリーズがホームで1勝を返した。

 グリズリーズは3年目のティルマンがキャリアハイの22得点に13リバウンドと躍動。ジャクソンJr.が18得点、9リバウンド、3ブロック、ベインが17得点、ルーク・ケナードが13得点、ブルックスが12得点、ジョーンズが10得点、8アシストとチーム全員でモラントの穴を埋めた。

 敗れたレイカーズは、レブロンが最多の28得点、12リバウンド、3アシスト。デイビスは守備で5ブロック(すべて前半に記録)をあげたものの、攻撃ではFG4/14の13得点に終わった。

 なお、初戦でプレーオフにおけるレイカーズの控え選手記録(29得点)に並んだ八村は、この日も好調を維持して20得点。チームの発表によると、プレーオフの舞台で途中出場から2戦連続の20点超えは1996年のマジック・ジョンソン以来で、再びレジェンドに並ぶ快挙を成し遂げた。

 第3戦は22日(日本時間23日)、ロサンゼルスに舞台を移して行われる。

構成●ダンクシュート編集部
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