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NBA

レイカーズは八村塁との再契約を優先?本人も「人生でベストな時間のひとつだった」と残留に前向きか<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.05.25

レイカーズとしては八村との再契約を優先しそうだが、はたして。(C)Getty Images

レイカーズとしては八村との再契約を優先しそうだが、はたして。(C)Getty Images

 現地時間5月22日(日本時間23日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツとのウエスタン・カンファレンス・ファイナル第4戦に111-113で敗北。これでシリーズ4連敗、プレーオフ敗退となり今季を終えた。

 今季のレイカーズは2年ぶりのポストシーズン進出を飾り、リーグ制覇を成し遂げた2020年以来となるカンファレンス決勝に進出。最終的にはスウィープで敗れ、球団史上18度目の優勝には届かなかったものの、開幕2勝10敗からファイナルまであと一歩のところまで迫ったという結果は、十分に合格点を与えることができると言っていい。

 ただ、来季も同じメンバーで開幕を迎えられるかは微妙なところ。現在のロスターで来季も契約下にいるのは、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ジャレッド・ヴァンダービルト、マックス・クリスティーの4選手だけだからだ。
 
 マリーク・ビーズリーの来季契約はチームオプションで、ディアンジェロ・ラッセル、ロニー・ウォーカー四世、デニス・シュルーダー、トロイ・ブラウンJr.、ウェニエン・ガブリエルらが完全FA(フリーエージェント)、そしてオースティン・リーブスと八村塁が制限付きFAとなる。

 ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)は、23日のシーズン終了会見で「我々には素晴らしい若手たちがおり、ベストを尽くして再びパズルをフィットできるようにしたい」とコメント。そのなかで、最初に名前を挙げたのが八村とリーブスだったことから、今夏はこの2人との再契約を最優することが予想される。

 リーブスは初のプレーオフでも物怖じせずに堂々とプレーし、レブロンとデイビスに次ぐ平均16.9点に4.4リバウンド、4.6アシスト、3ポイント成功率44.3%(平均2.4本成功)と、申し分ない成績をマーク。

 ディフェンス面など改善すべき課題はまだあるものの、レブロン&デイビスと見事にフィットしており、来季以降もこのチームに必須の選手と言っていい。
 
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