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NBA

【NBAファイナル】ナゲッツがヒートを下し、創設56年目で初優勝!28得点、16リバウンドのヨキッチがMVPに!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.06.13

エースのヨキッチは28得点、16リバウンド、4アシストの活躍でナゲッツを球団初優勝に導き、ファイナルMVPに輝いた。(C)Getty Images

エースのヨキッチは28得点、16リバウンド、4アシストの活躍でナゲッツを球団初優勝に導き、ファイナルMVPに輝いた。(C)Getty Images

 現地時間6月12日、コロラド州デンバーのボール・アリーナでデンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒートのNBAファイナル第5戦が行なわれた。

 シリーズ成績3勝1敗と球団初優勝に王手をかけてホームに戻ってきたナゲッツは、ジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチ、後のないヒートはゲイブ・ヴィンセント、マックス・ストゥルース、ジミー・バトラー、ケビン・ラブ、バム・アデバヨが先発を務めた。

 開始早々、ヒートはアデバヨがスティールからダンクを決めて先制し、さらにファイナルで不振のストゥルースが3ポイントを決めて5点を連取。その後、ナゲッツに逆転を許したが、第1クォーターだけで14得点、6リバウンドを奪ったアデバヨがヨキッチとジェフ・グリーンをファウルトラブルに追い込み、24-22とヒートのリードで終える。

 第2クォーターに入ると、第1クォーター無得点だったバトラーが奮起。レイアップやフリースローで点を重ね、一時2桁までリードを拡大する。ナゲッツもヨキッチを起点に反撃を見せたが、ヒートはアデバヨの連続得点で51-44とこのシリーズで初めて前半をリードして後半につなぐ。
 
 しかし慌てないナゲッツは後半に反撃を開始。ヨキッチの3ポイントプレーやマレーのレイアップで点差を縮め、第3クォーター残り6分45秒にマレーの長距離砲で同点に。ディフェンスでも厳しいマークで相手のシュートミスやターンオーバーを誘うなど流れを掴みかけたが、クォーター終盤にヒートはカイル・ラウリーが3ポイントを決めて71-70と何とかリードを保って第4クォーターへ。

 勝負の最終クォーター、ナゲッツはヨキッチのフックシュートとマレーの3ポイントで逆転に成功。ヒートもケイレブ・マーティンのレイアップ、ラウリーの3ポイントで抵抗するも、ナゲッツもヨキッチとマレーが得点を奪い、7点までリードを広げる。

 ヒートもここまで大人しかったバトラーの連続3ポイント、フリースロー3本、1オン1からのジャンパーと11連続得点で再びリードを奪い返す。それでもナゲッツはマレーのミスショットをブルース・ブラウンが押し込んで90-89と逆転。

 その後、ヒートがシュートをミスする一方で、ナゲッツはコールドウェル・ポープとB・ブラウンのフリースローで着実に点を重ねて94-89でナゲッツが勝利。シリーズ成績4勝1敗で創設56年目で初優勝を果たした。

 ナゲッツはヨキッチが28得点、16リバウンド、4アシスト、ポーターJr.が16得点、13リバウンド、マレーが14得点、8リバウンド、8アシスト、コールドウェル・ポープが11得点、2スティール、3ブロック、B・ブラウンが10得点、6リバウンドマーク。
 
 ヒートはバトラーが21得点、5アシスト、アデバヨが20得点、12リバウンド、ストゥルースが12得点、8リバウンド、ラウリーが12得点、9リバウンド、4アシスト、マーティンが10得点、5リバウンドをあげたが、史上初の第8シードからの優勝はならなかった。

構成●ダンクシュート編集部 
 
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