８月25日から９月10日にかけて、フィリピン、日本、インドネシアの３か国共催で行なわれる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。そこで２大会ぶりの優勝を目指すアメリカ代表のロスター12名が決定した。

　USAバスケットボールが発表したメンバーは以下の通りだ。

■Ｗ杯2023アメリカ代表
※並びはファミリーネームのアルファベット順。所属は2022－23シーズン、年齢は大会開幕（８月25日）時点

パオロ・バンケロ（マジック／20歳／フォワード）
ミカル・ブリッジズ（ネッツ／26歳／ガード・フォワード）
ジェイレン・ブランソン（ニックス／26歳／ガード）
アンソニー・エドワーズ（ティンバーウルブズ／22歳／ガード）
タイリース・ハリバートン（ペイサーズ／23歳／ガード）
ジョシュ・ハート（ニックス／28歳／ガード）
ブランドン・イングラム（ペリカンズ／25歳／フォワード）
ジャレン・ジャクソンJr.（グリズリーズ／23歳／フォワード・センター）
キャメロン・ジョンソン（ネッツ／27歳／フォワード）
ウォーカー・ケスラー（ジャズ／22歳／センター）
ボビー・ポーティス（バックス／28歳／フォワード・センター）
オースティン・リーブス（レイカーズ／25歳／ガード）

HC：スティーブ・カー（ウォリアーズ／57歳）
  　メンバー、ヘッドコーチともに、金メダルに輝いた2021年東京五輪から一新。チームを率いるのはグレッグ・ポポビッチから代表指揮官を引き継いだゴールデンステイト・ウォリアーズのカーHC、アシスタントコーチとしてゴンザガ大のマーク・フュー、ロサンゼルス・クリッパーズのタロン・ルー、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラが補佐する。

　選手は12人のうち、ハート、ジョンソン、リーブスを除く９人は過去にアンダーカテゴリーやセレクトチームとして代表活動の参加経験があるが、フル代表としては全員が初の世界大会に挑むこととなる。

　平均年齢は24.6歳。全員が20代というフレッシュな顔ぶれとなったが、代表のマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは「ワールドカップで戦える機会を楽しみにしている。優れたコーチングスタッフのリーダーシップのもと、力を合わせれば、我々はこの夏マニラで誇らしいアメリカ代表になれると確信している」とコメントを発表した。

　現在FIBAランキング２位のアメリカは、１次ラウンドでグループＣに入った。初戦でニュージーランド（同26位）、２戦目にギリシャ（同９位）、３戦目にヨルダン（同33位）と対戦。若きチームUSAが、７位に終わった前回大会のリベンジを果たせるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部