現地時間7月6日、NBAはFA(フリーエージェント)選手との契約が正式に解禁され、合意と報じられていた契約やトレードが続々と発表された。
ロサンゼルス・レイカーズは完全FAのディアンジェロ・ラッセル、制限付きFAのオースティン・リーブスとの再契約を筆頭に、ゲイブ・ヴィンセントやトーリアン・プリンス、キャム・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズといった新加入選手たちの入団を発表。
そして制限付きFAとして注目を浴びていた八村塁との再契約も正式に決定となった。チーム側は契約の詳細を明かしていないものの、『ESPN』や『The Athletic』は3年5100万ドル(約73億円)と報じている。
今年1月23日のトレードでワシントン・ウィザーズからレイカーズへ移籍した八村は、加入後の33試合で平均9.6点、4.7リバウンドを残すと、プレーオフでは16試合で平均12.2点、3.6リバウンドをマーク。
特に自身2度目となったプレーオフでは8試合で2桁得点、そのうち4試合で20得点ゲームを披露し、レイカーズの”スーパーサブ“として躍動。フィールドゴール成功率55.7%、3ポイント成功率48.7%、フリースロー成功率88.2%という効率的な働きでカンファレンス決勝進出に貢献した。
昨季のプレーオフで、フィールドゴール成功率55.0%(最低10本以上の試投)、3ポイント成功率48.0%、フリースロー成功率88.0%以上をクリアしたのは、リーグで八村ただ1人だった。
地元メディア『Spectrum SportsNet』のインタビューで、八村は「すごく嬉しい。ここに戻ってこられて本当にハッピーです。トレードで加入してから最高の時間でした。僕は(レイカーズの)チームメイトたちやカルチャー、スタッフ、何もかもが大好きです。僕らはプレーオフでも走り抜けました。また来年もここでプレーでき、ほとんどの選手たちが戻って来たこともすごく嬉しい。(来季も)すごく楽しみです」と残留の喜びを語った。
自身初のFA戦線については、「僕はいつだってここへ戻ってきたかった」と切り出し、このように続けていた。
「これが僕のファーストオプションでした。僕とエージェント、ロブ(ペリンカGM)、チーム、彼らが最高の仕事をしてくれたことで上手くいったんだと思います。僕もすごく嬉しいです」
レイカーズは昨季の主要メンバーのうち、デニス・シュルーダーがトロント・ラプターズへ移籍したものの、マイアミ・ヒートの先発PGとしてNBAファイナルに出場したヴィンセントの獲得に成功。
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスという2大巨頭の周囲に優秀な選手たちを揃えたことで、2020年以来4シーズンぶり、球団史上18度目のリーグ制覇に向けて上々のスタートラインに立ったと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
ロサンゼルス・レイカーズは完全FAのディアンジェロ・ラッセル、制限付きFAのオースティン・リーブスとの再契約を筆頭に、ゲイブ・ヴィンセントやトーリアン・プリンス、キャム・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズといった新加入選手たちの入団を発表。
そして制限付きFAとして注目を浴びていた八村塁との再契約も正式に決定となった。チーム側は契約の詳細を明かしていないものの、『ESPN』や『The Athletic』は3年5100万ドル(約73億円)と報じている。
今年1月23日のトレードでワシントン・ウィザーズからレイカーズへ移籍した八村は、加入後の33試合で平均9.6点、4.7リバウンドを残すと、プレーオフでは16試合で平均12.2点、3.6リバウンドをマーク。
特に自身2度目となったプレーオフでは8試合で2桁得点、そのうち4試合で20得点ゲームを披露し、レイカーズの”スーパーサブ“として躍動。フィールドゴール成功率55.7%、3ポイント成功率48.7%、フリースロー成功率88.2%という効率的な働きでカンファレンス決勝進出に貢献した。
昨季のプレーオフで、フィールドゴール成功率55.0%(最低10本以上の試投)、3ポイント成功率48.0%、フリースロー成功率88.0%以上をクリアしたのは、リーグで八村ただ1人だった。
地元メディア『Spectrum SportsNet』のインタビューで、八村は「すごく嬉しい。ここに戻ってこられて本当にハッピーです。トレードで加入してから最高の時間でした。僕は(レイカーズの)チームメイトたちやカルチャー、スタッフ、何もかもが大好きです。僕らはプレーオフでも走り抜けました。また来年もここでプレーでき、ほとんどの選手たちが戻って来たこともすごく嬉しい。(来季も)すごく楽しみです」と残留の喜びを語った。
自身初のFA戦線については、「僕はいつだってここへ戻ってきたかった」と切り出し、このように続けていた。
「これが僕のファーストオプションでした。僕とエージェント、ロブ(ペリンカGM)、チーム、彼らが最高の仕事をしてくれたことで上手くいったんだと思います。僕もすごく嬉しいです」
レイカーズは昨季の主要メンバーのうち、デニス・シュルーダーがトロント・ラプターズへ移籍したものの、マイアミ・ヒートの先発PGとしてNBAファイナルに出場したヴィンセントの獲得に成功。
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスという2大巨頭の周囲に優秀な選手たちを揃えたことで、2020年以来4シーズンぶり、球団史上18度目のリーグ制覇に向けて上々のスタートラインに立ったと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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