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バスケW杯

バスケ日本、W杯前の強化試合初戦に快勝!海外組の馬場&富永が躍動、代表デビューの原が最多18得点<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.08

約12分の出場で3ポイント4本を沈めた富永をはじめ、チーム全体で21本の長距離砲を炸裂させた日本が快勝を収めた。(C)JBA

約12分の出場で3ポイント4本を沈めた富永をはじめ、チーム全体で21本の長距離砲を炸裂させた日本が快勝を収めた。(C)JBA

 7月8日、静岡県の浜松アリーナでバスケットボール男子日本代表の国際強化試合が行なわれ、日本(FIBAランキング36位)がチャイニーズ・タイペイ(同69位)に108-86で勝利。8月開幕のワールドカップに向けて第一歩を踏み出した。

 日本は富樫勇樹、須田侑太郞、馬場雄大、井上宗一郎、ジョシュ・ホーキンソンの5人でスタート。立ち上がりは馬場や富樫を中心にリズムを作り、開始5分で15-10とリードを奪う。

 第1クォーター残り5分5秒にはNCAAネブラスカ大の富永啓生がコートイン。アメリカ帰りのシューターは最初のプレー、左コーナーでボールを受けると冷静にディフェンスをかわして挨拶代わりの3ポイントを成功。その30秒後に2本目を突き刺せば、同クォーター残り1分20秒には相手と接触し大きく身体が流れながらのロングシュートを決めて会場をどよめきと歓声に包み込んだ。

 29-19で最初の10分間を終えた日本は第2クォーターもホーキンソンの9得点、馬場の7得点を含む30点を積み重ねてリードを拡大。59-40で前半を終えると、後半は失点がかさむ時間帯もあったものの、相手にペースを渡すことなく完勝した。
 
 控えメンバー中心の布陣で戦った第4クォーターは井上が2本の3ポイントを含む8得点、さらに代表デビューとなった原修太が終盤の約5分間で3ポイント5/6の大爆発を見せ、ベンチを含め会場を沸かせた。

 最終的に馬場と原が最多の18得点。馬場は積極的なアタックから10本のフリースロー獲得(成功7本)に加え5アシスト、原は3ポイント7本中6本成功と抜群の存在感を放った。そのほか、ホーキンソンが13得点、12リバウンド、3ブロック、富永が3ポイント5本中4本成功で12得点、富樫が9得点、6アシストをあげた。

 両チームは明日も同アリーナで対戦。「今日は悪くなかったけど、明日はもっともっといいバスケットボールをやりたい」と言うトム・ホーバスHCの言葉通り、攻守ともさらに精度を高めていきたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部
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