ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、来たる2023-24シーズンに39歳を迎える。今なおリーグトップレベルのプレーを見せており、それがほかのNBA選手にとってはプレッシャーをかけることになっていると、元NBA選手のギルバート・アリナスは持論を展開している。
2003年のドラフト全体1位指名(当時18歳)でNBA入りしたレブロンも、キャリアは20年の大台に乗り、昨季は通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバーを抜いて歴代1位(3万8652点)に浮上。
“キング”は通算1万得点、1万リバウンド、1万アシスト以上を記録している唯一の選手であり、リーグ優勝4回、シーズンMVPとファイナルMVP各4回、オールNBA1stチーム13回、オールディフェンシブ1stチーム5回、オールスター出場19回、NBA75周年記念チーム選出など、功績を挙げればキリがない。
38歳となった2022-23シーズンも、右足に故障を抱えるなかで55試合に出場し平均28.9点、8.3リバウンド、6.8アシストをマーク。プレーオフでも全16試合で先発を務め、平均24.5点、9.9リバウンド、6.5アシストを奪いレイカーズを牽引した。
プロ21年目突入する衰え知らずのレブロンについて、30歳でNBAの舞台を離れたアリナスは自身のポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、驚きの声を上げている。
「大きなプレッシャーをかけている。彼が39歳になる現実、彼がやっていることは、30歳がまるでルーキーのように感じさせるからね。レブロンのプレーに比べると、ほかの選手は31、32歳になってペースダウンしているように見える。それをどうやって受け入れたらいいのか。もう分からないよ」
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が来年3月に36歳、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)も今年9月に35歳と30台中盤から後半になってもハイレベルなプレーを見せている選手はほかにもいるが、レブロンはそのなかでもひと際目を引く存在だ。
英雄ジャバーも38歳だった1985-86シーズンは79試合に出場して平均23.4点、6.1リバウンド、3.5アシストを記録したが、39歳となった86-87シーズンは平均17.5点、6.7リバウンド、2.6アシストと成績を落とした。
レブロンは2024-25シーズンのプレーヤーオプションを行使すれば、40歳の時点でもコートに立っていることになるが、これからの2シーズンでどのような成績を残すのか。通算得点以外にもNBA記録を更新する可能性は十分あるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
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2003年のドラフト全体1位指名(当時18歳)でNBA入りしたレブロンも、キャリアは20年の大台に乗り、昨季は通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバーを抜いて歴代1位(3万8652点)に浮上。
“キング”は通算1万得点、1万リバウンド、1万アシスト以上を記録している唯一の選手であり、リーグ優勝4回、シーズンMVPとファイナルMVP各4回、オールNBA1stチーム13回、オールディフェンシブ1stチーム5回、オールスター出場19回、NBA75周年記念チーム選出など、功績を挙げればキリがない。
38歳となった2022-23シーズンも、右足に故障を抱えるなかで55試合に出場し平均28.9点、8.3リバウンド、6.8アシストをマーク。プレーオフでも全16試合で先発を務め、平均24.5点、9.9リバウンド、6.5アシストを奪いレイカーズを牽引した。
プロ21年目突入する衰え知らずのレブロンについて、30歳でNBAの舞台を離れたアリナスは自身のポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、驚きの声を上げている。
「大きなプレッシャーをかけている。彼が39歳になる現実、彼がやっていることは、30歳がまるでルーキーのように感じさせるからね。レブロンのプレーに比べると、ほかの選手は31、32歳になってペースダウンしているように見える。それをどうやって受け入れたらいいのか。もう分からないよ」
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が来年3月に36歳、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)も今年9月に35歳と30台中盤から後半になってもハイレベルなプレーを見せている選手はほかにもいるが、レブロンはそのなかでもひと際目を引く存在だ。
英雄ジャバーも38歳だった1985-86シーズンは79試合に出場して平均23.4点、6.1リバウンド、3.5アシストを記録したが、39歳となった86-87シーズンは平均17.5点、6.7リバウンド、2.6アシストと成績を落とした。
レブロンは2024-25シーズンのプレーヤーオプションを行使すれば、40歳の時点でもコートに立っていることになるが、これからの2シーズンでどのような成績を残すのか。通算得点以外にもNBA記録を更新する可能性は十分あるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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