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NBA

泥沼化するハーデンの“トレード狂騒曲”。他球団との交渉が打ち切られるも、本人は「シクサーズでのプレーを望まず」と報道<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.08.13

トレード話が打ち切られたハーデンだが、シクサーズでプレーする気は一切ないという。(C)Getty Images

トレード話が打ち切られたハーデンだが、シクサーズでプレーする気は一切ないという。(C)Getty Images

 オフシーズンを騒がせていた、ジェームズ・ハーデンを巡るトレード話。移籍は確実かと思われていたものの、現地時間8月12日(日本時間13日、日付は以下同)になって、フィラデルフィア・セブンティシクサーズが他球団との交渉を打ち切ったことが報じられた。

『ESPN』のNBAインサイダー、エイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば「シクサーズはガードのジェームズ・ハーデンのトレード交渉を終了し、シーズン開幕に向けて彼をトレーニングキャンプに戻す予定。オフシーズン、シクサーズはハーデンの希望移籍先である(ロサンゼルス)クリッパーズと定期的に話していたが、取引は実現しなかった」とのこと。

 続けて「シクサーズとハーデンは、ハーデンが2023-24シーズンのプレーヤーオプションを行使した後、トレード先を模索することで合意したが、フィリーはハーデンとともにチャンピオンチームを作れると信じており、今季は彼と上手く共存する方法を見つけたい、と情報筋が語った」と報じている。
 
 これで一件落着……と思われたが、騒動はまだ続きそうだ。

『The Athletic』のサム・アミック記者が報じたところによると、「ハーデンに近い情報筋によれば、10度のオールスター&元MVPは、もはやフィラデルフィアでプレーすることを望んでおらず、トレーニングキャンプに参加する予定もないと繰り返し話している」とのこと。仮にこの先もトレードが成立しなかったとしても、シクサーズでプレーする気は一切ないようだ。

 完全に泥沼化した感もある、ハーデンの“トレード狂騒曲”。はたしてシクサーズとハーデンは、いったいどのような結末を迎えるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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