NBAレジェンドのマジック・ジョンソンが、2020年以来の王座奪還を目指す古巣ロサンゼルス・レイカーズの今季に太鼓判を押した。

　現地時間９月26日（日本時間27日）に『ESPN』に公開された記事の中で、マジックは自身がNBAチームのオーナーになる可能性について言及。これまでゴールデンステイト・ウォリアーズやデトロイト・ピストンズ、アトランタ・ホークスからオファーを受け、そのすべてを断ってきたが、もしニューヨーク・ニックスから話をもらった場合、検討する必要があると話した。

「（ニックスからのオファーには）考えなければならないかもしれない。ニューヨークに行くこと、（マディソンスクエア）ガーデンに行くこと、ニックスのプレーを観ることが大好きだからね。チームに対して情熱的なファンも好きなんだ。ニックスのファンはそうだし、それに彼らはスマートだ」

　ニックスのオーナーになることの魅力を語ったマジック。ただ「それ以外は、おそらく他のフランチャイズの一員になることは考えないと思う」と話し、ニックス、そして古巣レイカーズのオーナー以外の選択肢はないと言い切った上で、こう続けた。
  「ニックスのマイノリティ・オーナーになるという点については、本当に考えなければならない。でも、それ以外はレイカーズに残るだろう。今の自分の役割でも、ただの１ファンであっても、レイカーズの一員としていられるだけで幸せだ。私にはパープル＆ゴールドの血が流れているからね」

　2019年にバスケットボール運営部門の代表職を辞して以降も、マジックの古巣愛は変わらないようだ。そして、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、オースティン・リーブス、八村塁らを擁し、４年ぶり18度目のリーグ制覇を目指す今季のレイカーズについて、マジックはこう断言した。

「今年のウエスタン・カンファレンスで、最高のチームになると思う」

　はたしてレイカーズは、重鎮OBの大いなる期待に、優勝という形で応えることができるか。

構成●ダンクシュート編集部

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