現地時間11月1日、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行なわれたクリッパーズvsレイカーズによる"LA決戦"は、期待に違わぬ熱戦となった。
序盤はクリッパーズがリードを奪うも、後半にレイカーズが反撃。第3クォーター終盤に最大19点差をひっくり返すと、勝負の第4クォーターは両者譲らずオーバータイムまでもつれ込んだ。延長の5分間も僅差の攻防が繰り広げられるなか、最後はレイカーズが130-125で勝利を掴み取った。
両チームともに開幕から5試合を終えて3勝2敗。クリッパーズは同日に成立したトレードで正式加入したジェームズ・ハーデンがベンチで見守るなか、カワイ・レナードが38得点、ポール・ジョージが35得点、ラッセル・ウエストブルックが24得点、11リバウンド、8アシスト、4スティールをマーク。
対するレイカーズもレブロン・ジェームズが35得点、12リバウンド、7アシスト、アンソニー・デイビスが27得点、10リバウンド、4ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが27得点、6アシストと躍動。八村塁やトーリアン・プリンス、ゲイブ・ヴィンセントらがコンディション不良で欠場するなか、オースティン・リーブス(15得点、7アシスト)やクリスチャン・ウッド(10得点、11リバウンド)らも要所で仕事を果たし、同地区のライバルに対する連敗を11で止めた。
両軍のスターが輝きを放った一戦でも、"キング"の存在感は別格だった。キャリア21年目、約2か月後(12月30日)には39歳となるレブロンは、デイビスに次ぐ42分29秒間コートに立ち、19本中13本のフィールドゴールを成功(成功率68.4%)。延長終盤にはリードを広げるアリウープを叩き込むなど、年齢を感じさせないハイパフォーマンスを演じた。
この日マークした35得点は、21年目以降の選手としては歴代最多。また、ここまでの5試合で平均24.6点、9.2リバウンド、6.6アシスト、1.40スティール、1.00ブロックを記録しているが、この主要5部門の数字はいずれも同条件下の歴代最高(以下に記載)を大きく上回るペースだ。
そもそもNBAで最も長くプレーしたのがヴィンス・カーターの22シーズンで、21シーズンを戦ったのもレブロンを含め歴代で5人しかいない。それに加え、以前の選手たちは皆、晩年は主役の座を譲り大きく成績を落としていた。そのなかで当たり前のように試合に出続け、主力を張り続けているレブロンがいかに驚異的か、記録を見れば一目瞭然だ。"生ける伝説"の歩みに、まだまだ減速する気配は見られない。
■キャリア21年目以降の選手の1試合得点記録
1位:レブロン・ジェームズ/35得点(2023年11月1日)
2位:ダーク・ノビツキー/30得点(2019年4月9日)
3位:レブロン・ジェームズ/27得点(2023年10月29日)
4位:レブロン、ノビツキー、カーター/21得点
■キャリア21年目以降の選手の部門別シーズン記録
平均得点:ヴィンス・カーター(2018-19)/7.4
平均リバウンド:ケビン・ガーネット(2015-16)/3.9
平均アシスト:ケビン・ガーネット(2015-16)/1.6
平均スティール:ケビン・ガーネット(2015-16)/0.74
平均ブロック:ロバート・パリッシュ(1996-97)/0.44
構成●ダンクシュート編集部
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序盤はクリッパーズがリードを奪うも、後半にレイカーズが反撃。第3クォーター終盤に最大19点差をひっくり返すと、勝負の第4クォーターは両者譲らずオーバータイムまでもつれ込んだ。延長の5分間も僅差の攻防が繰り広げられるなか、最後はレイカーズが130-125で勝利を掴み取った。
両チームともに開幕から5試合を終えて3勝2敗。クリッパーズは同日に成立したトレードで正式加入したジェームズ・ハーデンがベンチで見守るなか、カワイ・レナードが38得点、ポール・ジョージが35得点、ラッセル・ウエストブルックが24得点、11リバウンド、8アシスト、4スティールをマーク。
対するレイカーズもレブロン・ジェームズが35得点、12リバウンド、7アシスト、アンソニー・デイビスが27得点、10リバウンド、4ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが27得点、6アシストと躍動。八村塁やトーリアン・プリンス、ゲイブ・ヴィンセントらがコンディション不良で欠場するなか、オースティン・リーブス(15得点、7アシスト)やクリスチャン・ウッド(10得点、11リバウンド)らも要所で仕事を果たし、同地区のライバルに対する連敗を11で止めた。
両軍のスターが輝きを放った一戦でも、"キング"の存在感は別格だった。キャリア21年目、約2か月後(12月30日)には39歳となるレブロンは、デイビスに次ぐ42分29秒間コートに立ち、19本中13本のフィールドゴールを成功(成功率68.4%)。延長終盤にはリードを広げるアリウープを叩き込むなど、年齢を感じさせないハイパフォーマンスを演じた。
この日マークした35得点は、21年目以降の選手としては歴代最多。また、ここまでの5試合で平均24.6点、9.2リバウンド、6.6アシスト、1.40スティール、1.00ブロックを記録しているが、この主要5部門の数字はいずれも同条件下の歴代最高(以下に記載)を大きく上回るペースだ。
そもそもNBAで最も長くプレーしたのがヴィンス・カーターの22シーズンで、21シーズンを戦ったのもレブロンを含め歴代で5人しかいない。それに加え、以前の選手たちは皆、晩年は主役の座を譲り大きく成績を落としていた。そのなかで当たり前のように試合に出続け、主力を張り続けているレブロンがいかに驚異的か、記録を見れば一目瞭然だ。"生ける伝説"の歩みに、まだまだ減速する気配は見られない。
■キャリア21年目以降の選手の1試合得点記録
1位:レブロン・ジェームズ/35得点(2023年11月1日)
2位:ダーク・ノビツキー/30得点(2019年4月9日)
3位:レブロン・ジェームズ/27得点(2023年10月29日)
4位:レブロン、ノビツキー、カーター/21得点
■キャリア21年目以降の選手の部門別シーズン記録
平均得点:ヴィンス・カーター(2018-19)/7.4
平均リバウンド:ケビン・ガーネット(2015-16)/3.9
平均アシスト:ケビン・ガーネット(2015-16)/1.6
平均スティール:ケビン・ガーネット(2015-16)/0.74
平均ブロック:ロバート・パリッシュ(1996-97)/0.44
構成●ダンクシュート編集部
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