今年のドラフトで1位指名を受けたヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)や、2022年ドラ2のチェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)など、逸材と呼ばれたヤングタレントたちが順当な活躍を見せている今季のNBA。彼らが今後、リーグを代表するスーパースターへと成長していってくれることを、多くのファンが望んでいることだろう。
その一方で、プロ入り当初は周囲から大きな期待を受けながら、開花できずにリーグを去っていく選手もこの世界では珍しくない。このままではそうなりかねないのが、デトロイト・ピストンズのジェームズ・ワイズマンだ。
211cmのサイズを誇る左利きのビッグマンは、2020年のドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから1巡目2位指名を受けてNBA入りするも、鳴かず飛ばずのまま昨季途中にピストンズへトレード。再建下の新天地では22試合で先発を任され平均12.7点、8.1リバウンドと本格化の兆しを見せたものの、今季はジェイレン・デューレン、マービン・バグレー三世にセンターポジションを奪われローテーション外となり、ここまでわずか1試合の出場にとどまっている。
そんな未完の大器にエールを送ったのが、ウォリアーズ時代の同僚ステフィン・カリー。11月5日(日本時間6日、日付は以下同)のクリーブランド・キャバリアーズ戦後、プレスカンファレンスに臨んだカリーは、連戦となっている翌6日のピストンズ戦を前に、元後輩についてこう語った。
「彼とは話していないから、どう考えているのかはわからない。彼は素晴らしい男だったし、うちにいた時は素晴らしいチームメイトだった。彼が(ピストンズで)あまりプレーしていないことは知っているけど、それは彼がどうすれば良くなり続け、どうすればプレーさせてもらえるのかを理解するために直面しているチャレンジだ。
彼のことを知っているからこそ、彼はそれを理解できると確信している。彼のストーリーはまだ途中で、誰もそれを止めることはできない。彼は若く、才能にあふれ、ハードワークしている。いつになるかはわからないけど、彼ならなんとかなると信じているよ」
偉大なる先輩から金言を授かったワイズマン。6日のピストンズ対ウォリアーズ戦に出場できるかは不透明だが、もしコートに立てたならば、カリーの期待に応える活躍を見せてほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
その一方で、プロ入り当初は周囲から大きな期待を受けながら、開花できずにリーグを去っていく選手もこの世界では珍しくない。このままではそうなりかねないのが、デトロイト・ピストンズのジェームズ・ワイズマンだ。
211cmのサイズを誇る左利きのビッグマンは、2020年のドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから1巡目2位指名を受けてNBA入りするも、鳴かず飛ばずのまま昨季途中にピストンズへトレード。再建下の新天地では22試合で先発を任され平均12.7点、8.1リバウンドと本格化の兆しを見せたものの、今季はジェイレン・デューレン、マービン・バグレー三世にセンターポジションを奪われローテーション外となり、ここまでわずか1試合の出場にとどまっている。
そんな未完の大器にエールを送ったのが、ウォリアーズ時代の同僚ステフィン・カリー。11月5日(日本時間6日、日付は以下同)のクリーブランド・キャバリアーズ戦後、プレスカンファレンスに臨んだカリーは、連戦となっている翌6日のピストンズ戦を前に、元後輩についてこう語った。
「彼とは話していないから、どう考えているのかはわからない。彼は素晴らしい男だったし、うちにいた時は素晴らしいチームメイトだった。彼が(ピストンズで)あまりプレーしていないことは知っているけど、それは彼がどうすれば良くなり続け、どうすればプレーさせてもらえるのかを理解するために直面しているチャレンジだ。
彼のことを知っているからこそ、彼はそれを理解できると確信している。彼のストーリーはまだ途中で、誰もそれを止めることはできない。彼は若く、才能にあふれ、ハードワークしている。いつになるかはわからないけど、彼ならなんとかなると信じているよ」
偉大なる先輩から金言を授かったワイズマン。6日のピストンズ対ウォリアーズ戦に出場できるかは不透明だが、もしコートに立てたならば、カリーの期待に応える活躍を見せてほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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