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【NBA】レイカーズがサンズとの熱戦を制しインシーズン・トーナメント準決勝進出!復帰の八村塁は7得点、2リバウンド<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.06

黒マスクで復帰の八村は21分間の出場で7得点、2リバウンドをマークした。(C)Getty Images

 現地時間12月5日(日本時間6日、日付は以下同)、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・レイカーズとフェニックス・サンズによるインシーズン・トーナメント準々決勝が行なわれた。

 勝ったチームがラスベガスで開催される準決勝に駒を進める一戦、レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、トーリアン・プリンス、キャム・レディッシュ、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、サンズはデビン・ブッカー、グレイソン・アレン、エリック・ゴードン、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチが先発を務めた。

 序盤はブッカーやヌルキッチの得点でサンズが先手を取るが、レイカーズはデイビスの3ポイントプレーやレブロンのパスからのアリウープでリードを奪い返す。

 11月22日のダラス・マーベリックス戦で鼻を骨折した八村塁は、第1クォーター残り4分20秒に黒マスクを着用して登場。6試合ぶりの復帰を果たすと、いきなり力強いドライブからレイアップを決める。ディフェンスでもデイビスとのダブルチームでブッカーからターンオーバーを誘い、レイカーズは33ー23と10点差をつけた。

 第2クォーター、八村は残り9分11秒に3ポイントを沈めてこの日5得点目をマーク。最大15点差をつけられたサンズもデュラントのフリースローなどで一時4点差まで詰める。オフェンスが停滞していたレイカーズだったが、2枚看板のデイビスとレブロンの活躍で息を吹き返し、59-47とさらに点差を広げて前半を終えた。
 
 前半で13個のターンオーバーを犯したサンズは、後半に入るとアレンの2連続3ポイント、デュラントのダンク、ブッカーのレイアップなど14連続得点で一気に逆転に成功する。以降はシーソーゲームとなったが、第3クォーターは35ー24とサンズが大きく上回り、82-83と1点差まで詰めて最終クォーターへ。

 第4クォーター序盤、八村はレブロンのパスから右手ダンクでフィニッシュ。一歩抜け出すも、サンズもブッカーのパスからナシール・リトルがダンクを決めるなど譲らず、手に汗握る熱戦が続く。

 残り4分にレイカーズはレブロンのパスからデイビスの得点で逆転し、さらにレブロンの6連続得点で5点差をつける。負けじとサンズもデュラントのジャンパーととブッカーのレイアップで1点差に迫ったものの、レイカーズは残り15.0秒にリーブスが値千金の3ポイントをヒット。最後は同点を狙ったデュラントの3ポイントが外れて106-103で試合終了。レイカーズがリードチェンジ14回、同点11回という息詰まる熱戦を制し、準決勝へ駒を進めた。

 レイカーズはレブロンが31得点、8リバウンド、11アシスト、5スティール、デイビスが27得点、15リバウンド、2ブロック、リーブスが20得点、6リバウンドをマーク。八村は21分間の出場で7得点、2リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率37.5%(3/8)、3ポイント成功率25.0%(1/4)とまずまずのプレーを見せた。

 サンズはデュラントが31得点、7リバウンド、ブッカーが21得点、11リバウンド、6アシスト、アレンが21得点を記録。なお、渡邊雄太の出番はなく、八村との日本人対決は実現しなかった。

 レイカーズは7日に決勝進出をかけてニューオリンズ・ペリカンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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