現地時間12月9日(日本時間10日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとインディアナ・ペイサーズによるインシーズン・トーナメント決勝は、レイカーズが123-109で快勝。リーグ屈指の名門が、NBAカップの栄えある初代王者に輝いた。
大会の初代MVPには、インシーズン・トーナメント7試合を通じて平均26.4点、8.0リバウンド、7.0アシストにフィールドゴール成功率56.8%、3ポイント成功率60.6%と見事なスタッツをマークしたレブロン・ジェームズが選出。
38歳を迎えてなおリーグトップクラスのパフォーマンスを維持する"キング"は、投票権を持つメディア20名のうち14票を獲得。そのほか、決勝戦で41得点、20リバウンド、4ブロックの超絶パフォーマンスを披露した相棒アンソニー・デイビスが5票を得ていた(残り1票はペイサーズのタイリース・ハリバートン)。
レブロンはこれまで、様々なスタープレーヤーとタッグを組んできた。マイアミ・ヒート時代はドゥエイン・ウェイドと4シーズン、クリーブランド・キャバリアーズではカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)と3シーズン共闘。そのなかで、デイビスとは今季でコンビ結成5シーズン目と、最長記録となっている。
そんな攻守両面に秀でたリーグ最高級のビッグマンとの関係性を、レブロンはこう話した。
「自分が何者かはわかっているし、彼がどんな男かも十分に理解している。つまり、俺たちの間に軋轢なんてないのさ。コート上、あるいはライフスタイルで、互いに競い合おうとはしないんだ。
唯一、俺たちが互いに責任を背負い合っているのは、互いに可能な限りベストであろうとすること。俺たちの間には嫉妬もない。どちらかに嫉妬したことがないんだ。一度もね」
2020年にリーグ制覇を成し遂げたレイカーズにおいて、当時から今も在籍しているのはレブロンとデイビスの2人だけ。その間、レブロンはファイナルMVP、そして今大会のMVPに輝くなど、実績には差があるが、デイビスは「自分のチームが勝ち続けている限り、ロッカールームでみんなと一緒にいること、それが僕の気にかけていることなんだ。誰がどんなことを言おうと、僕を悩ませることはない。僕には関係ないこと」と口にしていた。
インシーズン・トーナメントを7戦全勝で駆け抜けたレイカーズは、現在ウエスタン・カンファレンス5位の14勝9敗(勝率60.9%)。なかでもヴァンダービルト復帰後の3試合(インシーズン・トーナメント決勝除く)は、リーグベストのディフェンシブ・レーティング(95.4)を誇っている。
昨季プレーオフをカンファレンス・ファイナル敗退で終えたレイカーズにとって、カップ戦を勝ち抜いたことは大きな自信となったはず。互いを信頼し合うレブロンとデイビスの両スーパースターを中心に、今後のさらなる飛躍に期待したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの"キング"レブロン・ジェームズ特集!
大会の初代MVPには、インシーズン・トーナメント7試合を通じて平均26.4点、8.0リバウンド、7.0アシストにフィールドゴール成功率56.8%、3ポイント成功率60.6%と見事なスタッツをマークしたレブロン・ジェームズが選出。
38歳を迎えてなおリーグトップクラスのパフォーマンスを維持する"キング"は、投票権を持つメディア20名のうち14票を獲得。そのほか、決勝戦で41得点、20リバウンド、4ブロックの超絶パフォーマンスを披露した相棒アンソニー・デイビスが5票を得ていた(残り1票はペイサーズのタイリース・ハリバートン)。
レブロンはこれまで、様々なスタープレーヤーとタッグを組んできた。マイアミ・ヒート時代はドゥエイン・ウェイドと4シーズン、クリーブランド・キャバリアーズではカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)と3シーズン共闘。そのなかで、デイビスとは今季でコンビ結成5シーズン目と、最長記録となっている。
そんな攻守両面に秀でたリーグ最高級のビッグマンとの関係性を、レブロンはこう話した。
「自分が何者かはわかっているし、彼がどんな男かも十分に理解している。つまり、俺たちの間に軋轢なんてないのさ。コート上、あるいはライフスタイルで、互いに競い合おうとはしないんだ。
唯一、俺たちが互いに責任を背負い合っているのは、互いに可能な限りベストであろうとすること。俺たちの間には嫉妬もない。どちらかに嫉妬したことがないんだ。一度もね」
2020年にリーグ制覇を成し遂げたレイカーズにおいて、当時から今も在籍しているのはレブロンとデイビスの2人だけ。その間、レブロンはファイナルMVP、そして今大会のMVPに輝くなど、実績には差があるが、デイビスは「自分のチームが勝ち続けている限り、ロッカールームでみんなと一緒にいること、それが僕の気にかけていることなんだ。誰がどんなことを言おうと、僕を悩ませることはない。僕には関係ないこと」と口にしていた。
インシーズン・トーナメントを7戦全勝で駆け抜けたレイカーズは、現在ウエスタン・カンファレンス5位の14勝9敗(勝率60.9%)。なかでもヴァンダービルト復帰後の3試合(インシーズン・トーナメント決勝除く)は、リーグベストのディフェンシブ・レーティング(95.4)を誇っている。
昨季プレーオフをカンファレンス・ファイナル敗退で終えたレイカーズにとって、カップ戦を勝ち抜いたことは大きな自信となったはず。互いを信頼し合うレブロンとデイビスの両スーパースターを中心に、今後のさらなる飛躍に期待したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの"キング"レブロン・ジェームズ特集!
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