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八村離脱のレイカーズ、ヒートに敗れて2024年黒星発進…レブロンが今季最少の12得点、再び借金生活に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.04

八村をはじめ再び故障者が出たレイカーズは、レブロンが今季ワーストの出来に終わりヒートに敗れた。(C)Getty Images

 現地時間1月3日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでマイアミ・ヒートと対戦し96-110で敗戦。2024年初ゲームを落とし、今季成績はウエスタン・カンファレンス10位の17勝18敗となった。前の試合でふくらはぎを負傷した八村塁は不出場に終わっている。

 2023年を2連敗で終えたレイカーズは、八村に続きポイントガードのディアンジェロ・ラッセルも尾骨のケガで欠場。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスのほか、オースティン・リーブス、キャム・レディッシュ、トーリアン・プリンスが先発に並んだ。

 同じく主軸のジミー・バトラーを欠くヒートに対し、序盤は互角の戦いを見せるも、第1クォーター残り7分47秒にリードを許して以降は一度も逆転できずに完敗。45-53で迎えた後半にはデイビスの奮闘などで一時2点差まで詰め寄ったが、第4クォーターに38失点を喫して突き放された。
 
 3試合ぶりの勝利となったヒートは、21得点、4アシスト、3スティールをあげたタイラー・ヒーロー、16得点のハイメ・ハケスJr.を筆頭に8人が2桁得点を奪取。チーム全体で14スティール、相手から21ターンオーバーを引き出した守備も光り、今季成績を20勝14敗とした。

 一方のレイカーズはデイビスが29得点、17リバウンド、6アシスト、3スティール、5ブロック、リーブスが24得点、8アシストと気を吐くも、レブロンは今季最少の12得点止まり。12月30日に39歳となった大黒柱は、2021年11月21日(対ピストンズ/10得点)以降最少得点に終わっただけでなく、フィールドゴール成功率(33.3%)も今季ワーストと振るわなかった。

 その他の先発2選手も無得点と沈黙したチームはこれで3連敗。年末年始をまたぎ直近10試合で2勝8敗と苦境に立たされている。

 この日のヒート戦からホーム5連戦が続くレイカーズは、次戦5日(日本時間6日)、ジャ・モラント復帰で波に乗るメンフィス・グリズリーズを迎える。

構成●ダンクシュート編集部
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