NBA

【NBA】渡邊雄太の2023年ラストゲームは出番なし。サンズはビッグ3が計77得点と暴れ回りマジックに勝利<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.01

デュラントの活躍もありサンズがマジックを破って3連勝。ただ渡邊の出番はなかった。(C)Getty Images

 現地時間12月31日(日本時間1月1日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでオーランド・マジックと対戦。112-107で勝利を収めて3連勝、今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の17勝15敗(勝率53.1%)とした。

 両軍の先発は、サンズがデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチと、今季4試合目となるビッグ3揃い踏み。対するマジックはアンソニー・ブラック、ジェイレン・サッグス、フランツ・ヴァグナー、パオロ・バンケロ、ゴガ・ビタッゼというスターティングラインナップでゲームに臨んだ。

 試合は第1クォーターからサンズの強力オフェンスが爆発し、終了間際にはこの日最大となる16点差をつけるなど、37-24と大きくリード。しかしその後はマジックがバンケロ、ヴァグナーの2枚看板やベンチスタートとなったウェンデル・カーターJr.を中心にじわじわと点差を詰め、第4クォーター残り9分26秒、ギャリー・ハリスの3ポイントで96-95と逆転に成功する。

 その後は一進一退の攻防が続いた中、サンズが103-102と1点リードで迎えた残り6分から9-0のランを仕掛けて勝負あり。勢いに陰りが見える若手軍団を撃破し、2023年ラストゲームを白星で飾った。
 
 サンズはビッグ3が合計77得点と、今季32試合目でようやく真価を発揮。デュラントがゲームハイの31得点に5リバウンド、5アシスト、3スティールをマークしたほか、ビールが25得点、ブッカーが21得点に4リバウンド、5アシスト、3スティールと暴れ回った。

 一方のマジックはバンケロが28得点、9リバウンド、7アシスト、ヴァグナーも27得点に7リバウンド、6アシストと両輪が躍動。ベンチからカーターJr.が17得点、コール・アンソニーも13得点と援護したものの、タレント軍団相手に一歩及ばず、ここ10試合で6敗目を喫した。

 渡邊雄太は29日のシャーロット・ホーネッツ戦に続いて2試合連続で出番なし。ローテーションから完全に外れた形となり、12月のスタッツは全14試合中7試合の出場で平均12.4分、2.6点、1.1リバウンド、0.3アシスト、フィールドゴール成功率28.6%、3ポイント成功率26.3%と、厳しい数字が並んでいる。

 サンズの次戦はバック・トゥ・バックで1月1日、同じく本拠地でポートランド・トレイルブレイザーズとのゲームが組まれている。2024年最初の試合で勝利を手にできるか、そして苦境が続く渡邊に出番はあるのか注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】NBAのフェニックス・サンズに加入!日本代表でも躍動する渡邊雄太を厳選ショットで特集!
NEXT
PAGE
【動画】合計77得点!ようやく爆発したサンズ新ビッグ3のハイライト