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【NBA】苦境が続く渡邊雄太は出番なし。サンズはグリズリーズに痛恨の逆転負けを喫する<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.08

中盤まで主導権を握っていたサンズだが、グリズリーズに痛恨の逆転負けを喫した。(C)Getty Images

 現地時間1月7日(日本時間8日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでメンフィス・グリズリーズと対戦。115-121で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の19勝17敗(勝率52.8%)とした。

 両軍の先発は、サンズがデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ユスフ・ヌルキッチに加え、右ハムストリングの故障で離脱していたケビン・デュラントが4試合ぶりに復帰。対するグリズリーズはエースのジャ・モラントが肩を痛め欠場し、マーカス・スマート、デズモンド・ベイン、ルーク・ケナード、ゼイビア・ティルマン、ジャレン・ジャクソンJr.の5人がスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター、前の試合で31得点と躍動したアレンを中心に高確率でショットを沈めたサンズが、一時11点差をつけるなど好スタート。その後ジャクソンJr.やスマートらに活躍を許し何度か逆転されるも、そのたびに再逆転して突き放すなど、常に主導権を握り続ける。

 第3クォーター終盤には15-1のランを仕掛け、リードはこの日最大となる13点差に。しかしブッカー、ビールを下げてベンチメンバー中心で戦った第4クォーター序盤、逆に14-1の猛反撃を受け一気に逆転されてしまう。以降は互角の展開が続いたなか、残り2分を切っての守備時にディフェンシブ・リバウンドを取れなかったことが響き、相手に何度もチャンスを与えた結果ベインに決勝3ポイントを献上。そのまま追いつけず、痛恨の逆転負けを喫した。
 
 サンズはブッカーが24得点に8アシスト、2スティール、デュラントが23得点に10リバウンド、5アシスト、ヌルキッチが18得点に19リバウンドを奪取。そのほか、アレンが16得点に2ブロック、ビールが12得点に6リバウンド、5アシストをマークした。

 一方のグリズリーズはジャクソンJr.がゲームハイの28得点に10リバウンド、6アシストと躍動。スマートが25得点に6リバウンド、8アシスト、3スティール、ベインが23得点に5リバウンド、5アシスト、ベンチからヴィンス・ウィリアムズJr.が19得点、9リバウンドをあげ勝利に貢献している。

 マイアミ・ヒートとの前戦では久々にゲーム前半から起用された渡邊雄太だが、この日は再びローテーション外に逆戻り。依然として苦しい状況が続いている。

 また、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁は12月末に負った左ふくらはぎの負傷により、同日に行なわれるロサンゼルス・クリッパーズとの試合は欠場予定となっている。

 サンズの次戦はバック・トゥ・バックで8日、敵地クリプトドットコム・アリーナでクリッパーズとのゲームが組まれている。同地区のライバルを相手に勝利を飾れるか、また渡邊に出番はあるのか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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