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アービングがドンチッチとの関係性について言及「僕たちは最高の相手と戦うのが大好き」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.23

アービング(右)が相棒ドンチッチ(左)との関係性について語った。(C)Getty Images

 ダラス・マーベリックスの2枚看板であるルカ・ドンチッチとカイリー・アービングは、リーグ屈指の超強力デュオと言っていいだろう。

 シーズン途中に結成された昨季こそ、今ひとつ噛み合わずチームをプレーオフに導くことができなかったが、今季はコンビネーションが向上し、故障者続出のチーム状況にもかかわらず現地時間1月22日(日本時間23日、日付は以下同)時点でウエスタン・カンファレンス8位の24勝19敗(勝率55.8%)。シーズン後半は調子を上げてきそうな予感も漂わせている。

 22日のボストン・セルティックスとの試合前、『ESPN』のティム・マクマホン記者が公開した記事の中で、アービングがドンチッチとの関係性について言及した。

「昨季みんなが見ていたのは、僕らが互いに最大限のリスペクトを表し、互いを不快にさせないように振る舞っていた姿だと思う。彼はここですでにレガシーを築いていて、僕はダラスにやってきた新入りだ。この6年間、人々は彼とともに過ごし、仲間意識を築いてきた。だから、僕はそれをさらに発展させたかったんだ。
 
 彼は勝者で、僕も勝者。彼はビッグゲーマーで、僕もビッグゲーマー。僕たちは最高の相手と戦うのが大好きなんだ。そこが僕らの共通点だと感じている。結局のところ、彼のキャリアにおいて、そして僕のキャリアにおいて、特に僕とルカについて言えば、いかに他のチームメイトたちにエネルギーを与えられるかということなんだ。互いに人間として成長するのを助け合えれば、バスケットボールはより簡単になるよ」

 また、今やベテランの域に入ったアービングは、ドンチッチを含めて若い選手が多いマーベリックスにおいて、メンターになるつもりだという。

「僕がリーグで成長する過程でメンターが必要だったから、僕はルカやその他すべてのうちのヤツらのために、非常に若いメンターであることがここで果たすべき役割だと感じている。僕は多くのことを見てきたし、多くのことをやってきた。とんでもない失敗もしたし、最高レベルの成功もした。そしてもう一度その場所に帰りたいんだ」

 はたしてドンチッチ&アービングの強力デュオは、マーベリックスを2011年以来2度目のリーグ制覇に導くことができるのか。シーズン後半戦に注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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